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「決算に見る小売りと外食の違い」 2018年3〜11月、大手の小売り・外食の決算が発表され
小売り主要20社の業績は7割に当たる14社が営業増益になったが、
外食大手5社の決算は5社共に営業減益や赤字となった。
外食は食品中心の業態であり、
小売りは食品以外も含まれるから単純に比較は出来ないが、
小売りの営業増益要因として
自社開発商品であるPB商品の利益貢献が高いと報じられ、
各社はオリジナル商品の強化に力を入れている。
一方、外食が提供する食事は全てがオリジナル商品であるが、 競争相手のほとんどは同業態であり
自店の商品が消費者の支持を得られるかどうかは商品力そのものだ。
小売りのオリジナル商品(PB)の競争相手はメーカー商品であり、
メーカーの商品(NB)は小売店を通して販売されている訳で、
小売りPB商品は今後もNB商品を食って拡大して行く余地は大きいが、
いずれ小売り店もお互いのPB商品の競争が業績を左右して来るようになる。
従って今後は小売りPB商品が独自性を発揮して、
消費者の支持を得られるかが焦点になる。
「消費トレンドと商品開発」 2014年前後から話題になって来た肉ブーム。
外食においては1人焼肉から高級焼肉店まで価格帯や客層は広がり、
中でもいきなりステーキは高いイメージの商品を
個々のニーズに合わせてグラム単位でステーキ肉を選べる仕組みで特許も取得している。
スーパーにおいても肉部門は追い風に乗って売上は拡大して来ており、 調理部門の惣菜でも肉惣菜は確実に伸びている。
高齢化と小世帯化によって伸びて来たスーパー惣菜部門だが
消費ニーズのトレンドによって伸びに差が出て来た。
商品開発の切り口として売上分母は小さくても、 今後の消費ニーズによって需要拡大が期待される惣菜商品群が挙げられる。
・肉惣菜 − チキン照焼、ハンバーグ、ミートと野菜のグリル、焼鳥、
・サラダ − ミートやフィッシュと野菜を使用したデッシュサラダ、
・米飯 − 朝・昼・夕食対応の健康素材使用弁当、
・レンジアップ惣菜 − 容器そのまま米飯、中華惣菜、スープ
これらの商品群は消費者の健康・時短の食生活ニーズから
現在も今後も伸びが期待できるものであるが、味で満足させる品質が条件になる。
「節分・恵方巻商戦」 昨年末からスタートした節分・恵方巻の予約商戦は出揃った。
今年のスーパー各社のパンフレットからは
一段と高単価商品にシフトしていることが見える。
関東においては ・イトーヨーカドーの恵方巻¥3980を最高値として
各社の¥2000以上の商品が増えている。
背景には恵方巻の販売本数が上限に達しつつある中で
消費者の年末賞与の伸びは高く、懐は温かいと認識し、
点数から単価アップを狙っての作戦のようにも見える。
その他の特徴としては健康ニーズの高まりから ・ダイエーのヘルシーさを意識した「カラダキレイ美人巻」
・セブンイレブンの一口サイズにカットした「七品目の恵方巻」
・イオンの地方の漁師が選んだプライドフィッシュが味わえる恵方巻
など価格だけでない特徴をPRした商品が目立っている。
2019年度は昨年末の株価暴落を機会に経済は調整期に入っており、 専門化の中では今年の景気は18年を上回ることはないようだ。
又、秋には消費増税を控えており、
消費者の節約意識が高まる環境で商品価値をしっかりと訴える政策が重要になる。
<スーパーの惣菜・米飯・寿司>
<イベリコ豚ロースセット>
*惣菜・中食街角通信は毎週日曜日に更新しています。
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2019/1/17(木) 午後 5:36 [ ula***** ]