惣菜・街角通信

小売業、スーパー、食品、惣菜、食事に興味のある人、集まる

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「小売業の就労者予測、深刻」
厚労省の雇用政策研究会がまとめた就業者将来推計では
2017年、6530万人だったが、
経済が「0成長」の日本でで高齢者の就業が進まないと
・2025年に6082万人
・2040年に5245万人と約20%減少し、
中でも卸売・小売りが287万人と最も減少が多いと予測した。
増加するのは医療・福祉分野だけで103万人の増加する見通しだ。
今年も人手不足が深刻な小売業は
これから20年、働き手不足に対応出来ないと店の継続が危ぶまれる。

「ハレとケの消費にどう対応する」
年間最大のハレの12月は暖冬の影響もあり、
内閣府調査の街角景気ではスーパーからの声は鈍かった。
又、2019年の小売り・外食経営者の所感では
日常と非日常消費の2極化はこれまで以上に進むとの声が多かった。

スーパー各店間の生鮮食品の品質鮮度格差は縮まっており、
生鮮食品で自店の差別化を図って行くことは難しくなっている。
競合店との差別化は惣菜などの調理済食品の独自性と
メーカー加工食品の価格によるお得感と選択肢は狭まって来ている。

スーパー買収するドン・キホーテの業績が好調だ。
2018年7〜12月期の連結営業利益は前年同期4%増の305億円予想。
ユニーを買収したドンキの強さは
日用雑貨の品揃えと食品の低価格にあり、
ドラッグ同様に食品の低価格を日用雑貨品の高値入でカバーしている。
消費者の意識する日常食品はケの消費では低価格が武器になり、
これはドラッグやドンキのようなディスカウントの強さだ。

スーパーは一般食品で異業態と価格競争をしながら
生鮮や惣菜の利益でカバー出来る企業が生き残る。
又、生鮮や惣菜は企業のオリジナル商品であり、
これが強くなることによって、企業のブランド力は強くなる。
ブランド強化を手掛けるコンサル会社では
ブランディングにはストーリーを伝えることで
消費者の共感を得ることが重要と説いている。

ブランドストーリーの実践ポイントとして
・会社の「イズム」を掘り起こし、理念を明確にする。
・社内においてカルチャーブック等で理念を共有化する。
・社員が成長を実感できる評価制度で、ストーリーを社内外で発信する。
スーパーの生鮮食品や惣菜のPB商品において
このブランドストーリーがいくつ作れるか、
それによって価格だけに左右されない競争力がついて来る。

食生活は気候気温に左右される地域性が大きな要因になり、
食品ウェートが高いスーパーは地域の有力店が生き残る。
イオンなどの全国スーパーは食品の地域性導入に力を入れているが、
北海道東北のアークスと中部のバローと中国九州のリテールの提携、
中国九州のイズミの地盤固めなど
食料品の地域性とブランド力の強さがスーパーの今後を左右する。

<スーパーの惣菜・米飯・寿司>

                                             <十二単衣巻>
         
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*惣菜・中食街角通信は毎週日曜日に更新しています。

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