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「日本列島災害・物価・消費に影響」 7月の西日本豪雨災害に続いて、台風21号被害、
そして北海道地震と日本列島を襲う自然災害は物価と消費に悪影響を与えている。
西日本台風によって、
瀬戸内海周辺の広島牡蠣や愛媛県のハマチやカンパチ養殖に影響を与え、
それぞれ出荷時の卸値は1〜3割高になったり、
これからシーズンを迎える愛媛ミカンも出荷量が減り値上がり予想。
先週の北海道地震の影響は今が旬の北海道人参が4割高、 秋刀魚が1週間前より3倍、スルメイカが2.5倍と値上がり。
総務省発表の7月消費者物価指数は生鮮を除いて0.8%上昇、 災害の影響が大きい生鮮食品を含めればかなりの上昇になり、
8月・9月と物価の上昇は消費にも大きな影響を与え、
スーパーはじめ小売業や外食の値上げによる売上に悪影響が出て、
これが年末商戦まで引きずることになりかねない。
「秋商戦を引っ張る新商品開発」 消費低迷を打開するには、
今の売れ筋をリニューアルによってより価値観を上げる事、
新たなニーズを捉えて、これからの消費の芽を伸ばす事、
これらの商品開発が外食・小売り各社で始まっている。
・コンビニおでん商戦が始まり、 セブンはカツオと昆布だしのベースに人参・玉ねぎを煮込んだ
野菜の旨味を加えて、コクと甘味を増し、まろやかさを出した。
ファミマはつゆに使うかつお節と昆布の香りと風味を高め、 白滝は太さを補足して味の染み込みを良くした。
ローソンはだしの旨味を高めた他、しょうゆの塩味を抑え、 大根は切り込みの幅を広げて梅雨の染み込みを良くした。
・ファミマはおでんと並ぶ秋冬主力の中華まんにサラダで人気の 「明太子ポテト」をイメージした具材を投入し、
辛子明太子の粒感と北海道じゃが芋のホクホク感を楽しめる味にした。
・おせちの予約商戦が百貨店で早くも始まり、 今年は平成最後の商戦という事もあり、
自宅でゆっくり過ごす「巣ごもり」顧客には酒のおつまみ35種16200円、
海外旅行から帰った後に元旦より遅めにお祝いするおせちなど
使用目的を細分化したおせちを展開する。
・最近、糖質ダイエットが増えている事から、 野菜宅配のオイシックスは白米の変わりにカット済みカリフラワーライス
(120g・¥398)の販売を始め、袋のまま電子レンジで温めて食べられる。
同量の白米に比べカロリーは6分の1に減らせ、
ローソンでもカリフラワーライスを使ったキーマカレーを発売する。
・東京・渋谷カフェ「15℃」の夜の人気メニューに シャリの代わりにパンを使用して魚介ネタと握ったパン寿司が出た。
トーストした食パンと魚介ネタの間にアボガドやトマト・ミュウガなどの
ペーストを挟んで贅沢なカナッペ寿司のような味を出している。
女性や日本酒と一緒に楽しむ人が多いという。
・日本ハムは食物アレルギー対応に力を入れており、 山形県に専用の工場を建て替え、ハムやベーコンなどの主力商品の他、
スーパーのPB商品の製造委託も増やして行く。
同社はアレルギー特定原材料7品目を使わない「みんなの食卓」を
シリーズで展開してスーパーや生協に販売している。
「サービス分野での新たな取り組み」 ・ネットスーパーで配達コストの高まりに対して
買い物代行サービスの専業企業がスーパーの商品の買い物と配送を代行する。
ダイエーはシンガポールの専業企業「オネストビー」と組み、
消費者がスマホで注文した商品をオネストビーが買い物代行と宅配をし、
課題である配送コストを抑えながら顧客の選択肢を増やして行く。
・外食は市場の飽和や人手不足でコストアップに悩む中で 吉野家HDとガストは共通で使用出来る割引き券を発行し、
お互いの客層を取り込むメリットを図る為にタッグを組む。
共同発行券の「合同定期券」は各社で会計時に割引きが出来る。
店舗や食市場の飽和感が高まり、消費の力強さは高まらない中の 自然災害は更に消費を冷やすことが予想される。
それを打開していくためには新たな商品開発やサービスの導入が重要。
これらをやり続けていくことを改めて考えさせられる。
<スーパーの惣菜・米飯・寿司> <松茸ご飯弁当>
*惣菜・中食街角通信は毎週日曜日に更新しています。
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惣菜(中食)情報
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「夏商戦好調の中で課題も多い」
記録的な猛暑が続く夏商戦も今週で終わるが、
小売り各社の販売を底上げし、業績に寄与した傾向になった。
日本チェーンストア協会発表の7月既存店売上高は
前年同月比1.5%増で、猛暑のプラス効果が大きかった。
・日本スーパーマーケット協会など3団体の集計では
既存店売上実績は前年比0.9%増と2カ月連続の増だった。
飲料やアイスを含む涼味食品は2.9%の増加、 「総菜」も0.8%の増だった。
7月の既存売上が3%増だったライフCOは
暑い日中を避けて夕方以降に来店する顧客に対して
出来立て商品や品揃え、販促を強化して効果を上げた。
これから秋商戦を迎えるに当たって課題も多い。 世界的な猛暑や干ばつで農産物の作柄が悪化しており、
米国農務省の小麦需給報告で世界の生産見通しは
前年度を4%下回る見込みで、
生産が多い欧州連合の収穫は前年比1割減少の予想、
豪州も雨不足で生産量は6%減に留まる見込みが出ている。(日経)
秋からの小麦の値上がりはパンを含む多くの食品に影響を及ぼす。 日本でも葉物野菜を中心に影響が出ており、
キャベツは8月時点で東中央卸市場の価格は1k117円と
前年同期比で9割高となっている。
「秋商戦の戦い」 コンビニの秋商戦の目玉はおでんと中華まん。
・ファミマは井村屋と組んで、中華まんの生地を発酵させる温度を見直すなど
昨年よりふっくらとした食感に仕上げた。
・セブンは手作り中華まんに近づけようと具材を包む工程を見直し、
独自の製造ラインを導入したり、
生地の発行時間や小麦粉の配合を見直し、食感を良くした。
・同様にローソンも加熱した小麦粉を生地に加える事が品質を改善。
コンビニ各社は毎年の主力商品にかける品質改善の努力はすごい。
・ローソンは弁当や総菜を店内で調理して販売する「まちかど厨房」を 9月から順次導入する。
新レイアウトでは米飯類の並びからレジ横にかけて展開し、
売場は木目調の棚を使用、照明は暖色系を導入する。
コンビニの次の目標はスーパーの惣菜利用者を取り込むこと。
・小売店のインターネット通販が伸び悩む中で、 ローソンは店頭受け取り型の「ローソン フレッシュピック」で
食材と調味料がセットになったミールキットの品揃えを拡大する。
ミールキットもスーパーの主力となっている商品だがコンビニも導入する。
スーパー各社は付加価値のあるPB商品の開発を強化。 ・ヤオコーはNB商品より単価の高い加工食品など
高価格帯のPB商品を今期中に約3割増やす。
・ライフCOも高価格帯の「ライフプレミアム」「ライフナチュラル」
の売上が前期比3割増と伸びている事に対し、
自社の付加価値商品を強化しないとネット通販に勝てないと話す。
・首都圏SMのいなげやは店内製造の¥100焼き立てパンを拡大、 これまでより3割程品揃えを増やし、60種類のパンを展開する。
店内製造のベーカリーでも割安なパンを提供し、
若年層の来店客を増やし、イートインを活用してもらう事で、
コンビニに対抗することや客数減少を止めたい狙いがある。
小売り業界では業態を問わず伸びている商品を導入し、 他店から客数を取り込むことが生き残り策になっている。
しかし、同じ商品を同じように導入は出来ない。
自社の業態に合わせて、最適な製販体制を構築しなければならない。
<スーパーの惣菜・米飯・寿司>
<彩り野菜のバランス弁当>
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「猛暑の中のお盆商戦」
今年のお盆商戦は11日山の日、12日の日曜日となり、
各社の商戦スタートは11日又は12日からと早まった。
各社のチラシ日程を見ると
・8/11〜14
・8/12〜14 、一番多かった。
・8/12〜15
従って、お盆商戦の日別売上のヤマ場は例年になく分かれたと思う。
惣菜に関して商品別に見ると ・猛暑が続いていることも重なり、各店共に寿司に力が入っており、
1人前は¥598〜、¥698〜、¥780〜と
1人前プライスポイントをどこに絞るか、
ハレの日には平日より下限を上げるか、変えないか、政策の違いが出た。
・オードブルは年々縮小傾向にあり、 ¥980を中心に下代は¥798、上代は¥1580、¥1980と
サイズダウンが進んでいる。
Y社では単品惣菜の¥500均一、3点セット¥698に力を入れていたが、
商品選定の問題もあり、好評とは見えなかった。
・米飯は各店共に牛飯¥598、豚重¥598、牡蠣飯¥680など 肉系魚系の高単価商品を重点に展開していたが、
子供向けの米飯品揃えが少ない。
*外食の猛暑対策で話題になっている夏おでんなどの 商品開発が見えなかったのは寂しい。
夏おせちの品揃えをしている店もあったが、売れ行きは今一歩鈍い。
「ドンキホーテHDの快進撃」
スーパーはじめ小売業が停滞気味の中でドンキホーテHDの業績が好調だ。
出店意欲は2019年6月期までに20店舗、
ユニーとの共同運営店舗は新たに20店舗を増やす。
更に西友買収にも興味を示している。
ドンキの快進撃を支える魅力・客層はどこにあるのか、 同社では従来の店づくりを「時代遅れ」と自己否定し、
ライフスタイルに必須のスマホで楽しめる店づくりを目指すと発表。
来店者にスマホ情報を流し個別の購入を促す、又は
店にある食材を使用するレシピの案内やクーポンの発行など
ゲームのように買い物を楽しめる非合理性の店づくりをするという。
買い物は労働の一部として時短を求める客層もあるが 買い物は興味を持ってワクワク感で楽しみたい客層もおり、
非日常的な買い物客層はヤングからミドル層が中心になるようだ。
シニア層にもスマホを片手に買い物をするお客もいるかも知れないが、
訪日外国人などは特にスマホ活用の買い物頻度は高い。
高く積み上げた商品、通路にはみ出る陳列、天井から吊り下げたPOPなど 既存スーパーには見られない売場づくりはドンキの差別化になっている。
これらにデジタル武装した店作りはドンキの成長を支える力になっている。
ウォルマートが売却を決め、ドンキは興味を示す西友はELDP政策の中で 「楽しさ」や「付加価値」を付けた売場づくりが見られない。
「増える中高年層の消費は期待出来るか」 ニッセイ基礎研究所調査の年代別支出品目の物価上昇率を分析したところ、
2014年からの4年間で60歳以上では39歳以下の1.5倍となった。
高齢者がよく購入するものの価格が上がっている事を示す内容で
物価上昇率は5.5%だった。
逆に高齢者年金の伸び率は鈍く、16年度の平均支給額は
厚生年金平均受給額が月額14万8千円、国民年金は5万5千円と横這いが続く。
従って、今後増える高齢者の買い物消費を期待するには無理があり、
若者消費を取り込む施策がより重要になる。
「外食決算の増収減益が示すこと」 外食大手の第一四半期決算は7割に当たる14社が増収減益になった。
新店などで売上が増えた一方、人件費や原材料費のコスト増を
吸収出来ない構図が鮮明になった。
外食各社の6月平均時給は993円でデータが取れる14年以降で最高額、
原材料では輸入牛肉価格の上昇、国産野菜の値上がりなどの中、
価格の引き上げは客離れになるので出来ないとする企業は多い。
大手外食が苦戦する中、 地方では函館の「ラッキーピエロ」、北関東の「ばんどう太郎」など
消費者から長く支持を集めている外食があり、
それらの企業は大手が抱える問題点の
・人手確保には地方の集中出店で従業員の採用が有利
・物価が安い地方では仕入れ原料価格の抑えが出来
・地方の原材料を使用した地産地消でメニューの魅力アップが出来る。
又、家庭の鍋でカレーの持ち帰りが出来たり、
外食形式の店舗を運営しつつ、生餃子の持ち帰り店として稼ぐなど
地方の消費者ニーズを取り込んだ営業が地域にしみついている。
スーパーにおける惣菜は外食同様な問題点を含み、 人件費と食材の値上がりなどのコストアップ、
主な客層は中高年が中心になる事から家計消費は伸びにくい中、
ドンキホーテや地方外食の良さを取り入れた政策が必要になっている。
<スーパーの惣菜・米飯・寿司> <敬老弁当>
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「猛暑の意外な売れ酢筋」
猛暑も少し落ち着いてきてお盆商戦に入りました。
猛暑の中では
アイスやかき氷、飲料が売れるのは当然ですが、
コンビニでいなり寿司が良く売れており、
ローソンでは7月3週の売上は7割伸びたと報道されていました。(日経)
寿司はいなりにかかわらず夏に売上は伸びますが、
生ネタに心配する向きがいなりや巻寿司に向かったと思います。
今週のお盆は昨年以上に寿司が伸びると期待しています。
生産者における猛暑の影響はサラダ野菜の高騰に出ていますが、 これから収獲を迎えるコメやみかんに悪影響が心配されます。
猛暑の影響は小売り全体に影響する中で、 業態別では百貨店や商店街では客足が落ちたのに対し、
コンビニは大きく伸び、スーパーは前月と変わらなかったと
7月内閣府の街角景気調査では発表された。
時間帯別客数では日中が減って、
夕方から夜間客数が伸びたのは同じ傾向だと思いますが、
これに対する夜間強化の売場が作れているかどうかが問題です。
東京商工リサーチがまとめた今年、上半期1〜6月の倒産件数は 全体では2.7%と減少したが、
小売業は微増し、スーパーは36%増の15件増え、
酒類販売は7割増えて22件と報告された。
国内食料品の消費ボリュームは着実に減少している。
「中食需要の拡大と外食の減少」 総務省が発表した4〜6月の家計消費調査で
消費支出は前年比で2.2%の減少となったが、
調理食品の支出額は過去最高を更新し、
特に弁当や冷凍食品は月平均9200円強と2000年以降最高額で
年ベースでも17年の支出額は最も高い。
一方、外食の支出額は1カ月当り1万1072円と前年比0.2%減少、 調理食品の味・品質のレベルアップと割安感から
中食需要の増加が外食に影響している事は明らかであり、
外食各社は対策についていろいろと急いでいる。
・イオングループのオリジン東秀は 中華料理店で女性や家族連れを的にした「れんげ食堂Toshu」を出店、
テーブル席を増やす他、カウンター席も設けて
仕事帰りの「ちょい飲み」にも対応する。
・居酒屋各社は営業時間の見直しを進める中、 ハブや串カツ田中HDは昼から夕方の時間帯サービスを厚くする一方、
夜の閉店時間の前倒しに取り組む。
サラリーマンの夜の2軒目、3軒目が減少する中、
昼休みや週末のママ会など新たな需要を開拓する。
・セブンの「100円ビール」は幻に終わったが、 飲食店を手掛ける東京ファビーは
コーヒースタンドでSサイズビール¥100を始めた。
コーヒー仲間の¥100ビールは交流サイトでも話題となり、
客足は導入前より6割増、売上は7割増加した。
・外食アルファウェーブが運営する「酒肴一」では 今夏の猛暑を予想して冷たいおでんが好評。
夏野菜のオクラやトマトを冷し、凍らせたおでんだし汁と提供する。
毎年夏はおでんの売上は落ち込んでいたが、今年は好調だと言う。
*人口減少・高齢化の進展が続く日本、 何もしなければ客数・売上は減少するのは自然の流れだ。
今は伸びている中食市場はこの先も伸びるとは限らない。
外的与件や消費ニーズの変化を読んで、
細かく対応することがより重要になって来た。
<スーパーの惣菜・米飯・寿司> <お盆の天ぷら>
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「丑の日セールは善戦」 酷暑が続く中、7月のイベント「丑の日」が20日に行われ、
今年の鰻は稚魚の不漁から価格が高騰、
鰻蒲焼は昨年より¥300〜¥500値上がりした。
そして迎えた20日(金)の丑の日は 小売業は昨年並みの販売数量を確保し、
外食においても値上げの影響はあまりなかったようだ。(日経)
消費者の鰻蒲焼に対する意識は 「数年は食べていない」人が2割に上がるほか
「丑の日には鰻を食べる」と予定している人は4割、
価格は「¥2000」未満が6割との声がある中で、
スーパーの鰻蒲焼は¥1980が中心価格で販売する店舗が多かった。
鰻重は1尾使用で¥2380、ハーフ使用で¥980〜¥1380、
鰻蒲焼ハーフを使用するタイプが増えたようだ。
「売上減少、物販厳しい」 日本チェーンストア協会発表の1〜6月、全国スーパー売上高は
既存店ベースで前年同期比0.3%の減少。
(食料品は0.2%増)
一方、コンビニの売上高は前年度比で0.9%増、
百貨店の売上高はインバウンド消費に支えられ微増になった。
スーパー関連企業に景況感を聞く7月「日経消費DI」はマイナス29、 コンビニ、ミニスーパーはマイナス40と
前回の4月調査に比べ大幅に悪化した。
日経が調査をした後に西日本豪雨災害が発生したため、
消費関連にどれくらい影響したかは不透明としている。
スーパー関係者は
「低価格志向が強まっており、必要以上のものは買わなくなっている。」
と答えている。
「客数アップ対策、いろいろ」 各社が来店客数の減少にあえいでいる中、
・東京小金井市にあるセブンイレブンでは 新商品の試食販売や16時〜24時までの30円引きサービス、
手作りPOPなどアットホームな接客で客数は17年度7%増と好調。
・ローソンは都内に初めて介護付きの店舗をオープンする。 「ケアローソン」の名前で介護相談員や管理栄養士が相談に乗る。
・ファミリーマートはドンキ流の陳列を取り入れた店舗は客数は1.3倍に増え、 今後は一つでも全店に拡大して行くとしている。
総合スーパー(GMS)大手の売上改善の兆しが見え始めた。 ・イオンリテールは食品売り場と外食を組み合わせた「グローサラント」の他、
地場の漁港から直送した鮮魚、マグロなどは仙台から直送、
その他、健康関連のテナントを充実させることで客数アップを図る。
・イトーヨーカ堂は衣料品や住居関連商品を中心に 自営の売場を縮小し、テナント誘致を強化することで収益改善を図る。
7月の猛暑がこれからも続くと予想される中で ・高島屋は新宿店、立川店で猛暑限定サービスを始めた。
気象庁が翌日の予想最高気温が33℃以上となった場合、
翌日の14時〜17時に食品売り場で値引きや増量サービスを
8月21日まで実施して猛暑を逆手にとって客数アップを図る。
「働き方改革と夕食争奪戦」 働き方改革で帰宅時間が早くなった。
共働きで夕食を作る時間が制約された。
そんな需要を取り込もうと
ファーストフードやコンビニがスーパーの夕食市場を取り込もうとしている。
・マクドナルドは100円追加でパティが2倍になる夜マックが始まり、 18時以降の注文が徐々に増えて来た。
・セブンやファミマはレジ横のカウンター商品を充実し、 焼鳥などは16時以降の売上が7割を占めるようになった。
ローソンは揚物の夕夜間キャンペーンでコロッケやメンチなど
2個以上購入すると20円割引サービスで夕食需要を取り込む。
迎え撃つスーパーは ・サミットは夕方サービスを更に21時頃まで揚げ立てを製造、
ライフCOも20時ごろまで揚物を製造して
外食やコンビニに対抗するとしている。
2017年の中食市場規模は2.2%増の10兆円を超えた。 中食の主戦場は昼食から夕食市場に移りつつあり、
コンビニに対抗する為にはスーパーの出来立て商品が欠かせない。
<スーパーの惣菜・米飯・寿司>
<鰻重・4分3使用>
*惣菜・中食街角通信は毎週日曜日に更新しています。
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