大学駅伝監督!走る経営者!!

4月です!!桜が満開です 息子も入学!おめでとう!!

☆駅伝全国大会への道

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最近のチーム

昨日は書き込みができなかったので、
今日はもう一度。

最近は、能力開発の会社での仕事が、
多くなり。昨年のように、毎日練習に参加できていない。
4月から大学で採用されたヘッドコーチが、
全面的に練習を組み立ててくれていて、
私がいない日があるにも拘らず、昨年以上に
選手達は良く走り込んで、先日の東海学生対校選手権でも、
選手自身が納得のいく結果がでている。

走りだけでなく、先日もこんなことがあった。
朝7時に朝練習にいく。
週に何度かは、クラブハウス前にゴミが散乱している。
10年前に初めて見た時は、
「どうしてこんなにゴミが散乱しているのか」
わからなったが、良く見るとゴミ箱の中から、
カラスが餌をさがすために、ゴミを引き出し、
散乱させたいた。
カラスを追い払うこともできないので、
私は気がついた時に、できる限りゴミを拾い、
選手が気持ち良く走れるように、
環境を整えている。

先週大学での朝練習の時に、
いつものようにゴミ拾いを始めた。
すると、いつもとは違う光景が・・・

振り返ると部員達が、私の後ろで一緒にゴミを拾い出した。
監督が拾っているから、「みんなもやるように」なんてことは、
17年間一度も口にしたことはない。
今回もそうだ。
私の理想とする、「何かに気がつき、自分で考え、自分で行動する」
を実践してくれたのである。
たかがゴミ拾いではあるが、
自分のためではない活動を、自分達の意志で実施してくれた。

競技での活躍もうれしいのだが、
競技以外の面で、部員達が、プラスの行動を
自分達の意志でから行なっってくれることに
心から喜びを感じ、部員達に感謝する。

このように、自分の意志で、
自分のためにも、自分以外のためにも、
行動できる大人の集団になって行くことが、
チーム全体のレベルをあげることになる。、
11月の全国大会で大活躍できる要因が、
また一つ増えたとヘッドコーチやもう一人の
コーチともにスタッフ同士で喜んでいる。

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全国大会のその後!!

Y君の日本インカレでの入賞は、
地元の新聞紙も大きく取り上げ、
東海学生連盟の中でも、話題となった。
本人も、大学生活最後の年でもあり、
「絶対 駅伝で全国大会にでるぞ!!」と、張り切っていた。

Y君の思いは、「全国大会の1区で、日本インカレの時と同じように、
全国の大学生達と競いたい」と言うことであった。
ただ「全国大会に出たい」という気持ちではなく、
「強豪チームの選手と戦いたい」という、
意識レベルの高さが、Y君を強い選手にしていった。

この日本インカレの3週間後、
愛知県で「学生駅伝の全国大会の予選」が実施された。
東海地区において長距離種目の男子で入賞したのは、
Y君だけであり、この予選会においても、
我が大学は大いに注目されていた。

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先頭の3人が猛烈に、トップを狙ってラストスパート。
ここでは1位と2位とでは、大きな差がある。
その先頭集団から、少し遅れて、Y君を含んだ4人の集団。
第二集団の中で、一番遅くなければ6位に入賞する。
マネージャーと大声でY君の名を叫んでいた。
最後の大障害を跳んだ。順位は6位。
ハードルは一つ!!
ラストのハードルを越え、残り60m!!
「いけーY!!」と張り裂けんばかりに、叫んでいた。
そして働々6位で、ガッツポーズを見せてゴールした。
初出場、初入賞の日本インカレであった。

スロー・・・

スタート直後、今までにないスローペースで始まった。
1週目80秒。いつもであれば、74秒前後で来るので、
正直驚いた。
しかしこのスローペースが、Y君にとってはよかった。
ゆっくりした動きのため、力が入ることなく、
かえって心配したY君の腕振りは、
調子よく、いいリズムで入る事ができた。

順位も、アドバイス通りに4位から8位の間に位置取り、
冷静にレースをしている。
大障害でも、他の選手と衝突しないように、一番外から
跳び、順位も全く落ちない。
箱根で活躍する選手が、一人二人と落ちていく中、
西日本で8位以内に入っているのは、Y君と、
広島経済大学の選手だけ!!
そして、ラスト1周の鐘が鳴り響いた。

走り出した・・・

スタートして一番心配なことは、
力みすぎて、Y君が腕を抱えてしまう癖が出ることだった。
大きな試合やタイムを狙う大会になると、
よくこの癖が出た。
この癖をなくすために、大学前の坂ダッシュを、
練習後二人でよくやった。
21歳の彼と32才私とでは、体力が全く違うが、
彼が強くなるためという純粋な気持ちと
彼を高校からお預かりした責任感から、
一緒に坂を駆け上がった。
彼は500gのおもりを両手にしていた。

その効果もあり、予選ではその癖も出ず、
後は決勝で、その成果を出すだけであった。
そして、スタートのピストルが鳴り響いた。

この文章とは関係ないが、
「選手のフォームが良くないのを、
おもりや補強運動で無理に治すものではない。」
と今では確信している。
どんな悪いフォームの選手でも、
そこには個性があり、その個性から、
いかに効率のいい走りができるようになるかが、
大切であり、繰り返し繰り返し同じ動きや、
同じメニューをこなす中で、効率の良さは
身につくものである。
しかし、無知な私はY君と、おもり坂ダッシュをやっていた。
何をおいても、彼の「日本のトップを目指す 心」
が、周りの人々を動かしたのである。

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