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普段は朝飯を食えとか言っているが、今回は内視鏡の話。
女性が経鼻内視鏡を受けて楽だった、というのを聞いたことが無いので書いておくけれども、
あれは男性向け。
女性は鼻腔が狭いから痛いので受けるべからず。(鼻の穴が大きい自信がある人はどうぞ)
鎮静剤ありで経口で、が正解。
それから上部内視鏡検査を毎年受けなければならない状況など以下の場合以外ない。
1)ピロリがいる上に、除菌もしておらず、かつ、萎縮が中等度以上。(オープンタイプ)
(本人が除菌を拒否したとかいう特殊なケース)
2)前癌病変がある。癌の治療後。
3)アルコール依存症、肝硬変。
4)除菌の直後。
5)消化性潰瘍治療の直後。
6)その他興味ある病態。
上記ではないのに、毎年受けなさいという医者は、あまり上手じゃない医者で見落としが多いか、すごく神経質か、毎年来いといってもちゃんと来る患者が3割以下の医者か、単に病院の方針。
ポリープ(胃底腺ポリープ)がある、出血がある、浅い潰瘍がある、と言われている人のほとんどは ピロリ菌陰性である。まずそういう胃の場合には「ピロリがいないので安心を」と説明するのが正解。
次回の検査は患者の性格や自堕落具合、過去のピロリ感染の有無によるけど、3−5年後と指示している。
極論すれば二度と受けないことにしても医療経済的にOK。
ポリープが胃腺窩上皮過形成性ポリープの場合にはPPIを服用させすぎとか、ピロリがまだいるとか、
別の問題がある。胃底腺ポリープか胃腺窩上皮過形成性ポリープかについて言及できない医者に当ってしまったら次回は違う医者を探すべき。ちなみに生検しないでそれらが判別できれば内視鏡医として中の上である。
ここまで自信満々に説明する医者は自分以外には自分の師匠、他には学会でも名物になってる自信過剰の医者が何名かいるぐらいであって出会うことはないだろうと思う。高名ではないのに自信満々であるほうが逆に怖いので、生検の結果を重視してくれるほうがまだ良いかなという気はする。
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2016年09月28日
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