|
道後温泉から松山道、徳島道を経て、11時ごろ大歩危に着いた。 大歩危は徳島県を貫く四国三郎吉野川の中流域に位置する渓谷で、手前の小歩危と共に「大歩危小歩危」として紹介されることが多い。 急峻な山腹の底、渓谷は岩だらけである。 「足場の石の間隔が狭く、大股で歩いて危ない大歩危 足場の石の間隔が広く、小股で歩いて危ない小歩危」なことから、こう呼ばれるようになったとか(昔から「ぼけ」を「歩危」と当てていた訳でなく、「歩危」と当てるようになってからのこじつけと言う説もある)。 この風景を見たら、この説明に素直に納得してしまう。 ここで遊覧船に乗船する。乗船場には谷に4本のロープを渡し、多くの鯉のぼりを吊り下げていた。それが風に吹かれて谷を一斉に泳いでいた。壮観だった。(実は昨日高知から道後温泉まで移動する間、同じように鯉のぼりを飾っている光景を何度か見たが、いずれも雨に打たれて、メザシかシシャモの串刺しのように、口を上に向けダラリとぶら下がっていた。) 水は比較的少なく、大雨の時は遥か上まで水嵩が増すと聞かされ驚いた。岩に根付いた山つづじが満開できれいだった。
今にも雨が降りそうな空模様に、雨が降らなかったことを喜んだが、天気がよければ新緑が映えて更に綺麗だったろう、と少し残念だった。 |
四国紀行
[ リスト ]


