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七尾に来て、朝食前にホテル周辺を徘徊する。 七尾駅前から御祓川沿いは5年位前とはすっかり様子が変っていた。 御祓川に架かる仙対橋を渡り一本杉通りをぶらぶら歩く。 一本杉通り沿いには七尾の老舗が並ぶ。ただ、7時頃故、店は閉じており、人影もほとんどない。 そんな通りの老舗の建物を見ていった。 仙対橋 御祓川に架かる橋 赤い欄干が特徴 高澤勇吉商店 酒屋店 軒先に掲げられている3枚の看板に歴史を感じる きもの処 凛屋 今年の「花嫁のれん展」は既に終了しているが、ここでは「花嫁のれん」を常設展示をしている。 花嫁のれんとは七尾の風習の一つで、花嫁が持参する嫁ぎ先の家紋の入った暖簾。 嫁ぎ先の仏間に始めて入る時仏間の入口に掛ける、また新婚夫婦間の入口に掛けるというもの。 加賀友禅で作られ、何十万円から何百万円するという。 最初はともかく、その後は箪笥の肥やしになっている例が多いそうだ。 高澤ろうそく店 建物:国・登録有形文化財 明治25年(1892)創業の和ろうそく店だ。2階にミニ博物館がある 建物は明治43年(1910)頃築の木造2階建ての土蔵造り 明治38年(1905)の七尾大火後に普及した七尾町屋の典型的な形と造り。 昆布・海産物処 しら井 北前船の寄港地の七尾。その伝統を引き継ぐ昆布、予約しておけば、職人による手削りおぼろ昆布の見学ができるとか。 鳥居醤油店 建物:国・登録有形文化財 藩政時代からの和菓子製造していたが大正14年(1925)醤油製造に転業 建物は明治41年(1908)に再建されたもので、木造2階建て土蔵造り 多田邸(旧 上野啓文堂) 建物:国・登録有形文化財 昭和7年(1932)頃築 木造2階建て、看板建築 万年筆・ペンなどの形態を造形化したユニークな外観を持つ看板建築 昭和初期の七尾における近代建築の象徴的建物。 昭和7年(1932)に開業した万年筆・文具店の上野啓文堂 は昭和37年1962)閉店した。 丸田昭和堂 創業昭和8年(1933)のお菓子屋 建物は最近のもの 御菓子処 花月 明治39年(1906)創業の和菓子店 建物は最近のもの 北島屋茶店 建物:国・登録有形文化財 明治37年(1904)頃築 木造2階建て(腕木構造) 明治37年頃廻船問屋であった津田嘉一郎が別宅として建築。 明治38年(1905)の七尾大火を免れた数少ない建築物。 紅柄色の格子戸の伝統的な腕木構造を伝える典型的な七尾町家といわれている。 昭和8年(1933)から北島屋茶店として営業。 藤本邸(リホーム前田) 建物:国・登録有形文化財 明治30年(1897)頃築 木造2階建て(腕木構造) 明治38年(1905)の七尾大火を免れた数少ない建築物。 ナカノ間上部の吹き抜けに架かる指物(梁、束、貫)は見事で伝統的な腕木構造を伝える、典型的な七尾町屋と言われている。 明治30年頃穀物商の新井佐助が建築、後に仏壇業を営む藤本栄吉が移り住んだ。 現在は遺族が管理している。 |
北陸紀行
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