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偶然、Cさんに会った。彼はコンビネゾン姿のお嬢さんのお供で、舞子ホテルに行くとのことだった。 用が済んだらお茶でもと言うことだったので、時間つぶしに付いて行った。 舞子ホテルはJR舞子駅から山方向に数分上ったところにあった。 入口から玄関に通じる道にはキンモクセイが満開で、芳香が漂っていた。 玄関は英国風洋館で瀟洒な感じがする。奥は2階建ての和風建物で、松などを随所に配した日本庭園をも っている。(披露宴らしい催しに使われている様なので、遠くから少し覗き見した程度だった。) 舞子ホテルについて、Cさんによれば、次の通りだ。 舞子ホテルは大正時代に海運王として名を馳せた日下部久太郎が、大正8年(1919)別荘として 建てたものだ。 しかし、第一次大戦の影響をうけた好景気に乗って海運業で事業を伸ばした久太郎だったが、その後の海 運不況でこの邸を手放した。 昭和17年(1942)からホテル営業が始められ、戦後は米軍に接収されたりした。 昭和38年(1963)から山陽電鉄が経営を引き継ぎ、大正ロマンを感じさせるホテルとして親しまれてい るそうだ。
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