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住吉大社は摂津の国一の宮で全国約2000社余の住吉神社の総本宮である。 祭神は住吉三神{表筒男命(ウハツツオノミコト)、中筒男命(ナカツツオノミコト)、底筒男命(ソコツツオノミコト)}と神功皇后であ る。 創建の歴史は古く、仲哀天皇9年(200)神功皇后が三韓征伐より七道浜に帰還した時、神功皇后への神託に より、天火明命の流れを汲む尾張氏の一族である土地の豪族田裳見宿禰が住吉三神を祀り、その後、神 功皇后も祀られたと言う。 桜の蕾が随分膨れ、種類によっては咲き始めているこの時節住吉大社に参拝した。 南海電鉄和歌山線住吉大社駅で下車すると目の前が住吉大社の社頭だった。 境内に入ると、朱塗りの反橋(太鼓橋)が架けられていた。現世と天上の神を結ぶ架け橋とされている。 橋脚は慶長年間に淀殿が寄進と言うこの橋は朱色の優美なシルエットが美しい。 この反橋は今では誰でも渡れるが、明治時代までは神様だけに限られていたそうだ。 江戸時代初期までは、この反橋の直ぐ前まで海岸線が迫っていた。 橋を渡ると門があり、その前に建つ石の鳥居の柱は四角だ。 住吉鳥居、角(カク)鳥居とよばれる珍しい形式の鳥居である。 額は伊万里焼の陶製で「住吉神社」の文字は有栖川宮幟仁(アリスガワノミヤタカヒト)親王(1812〜1886)の揮毫 門をくぐり、社殿の前に来た。表筒男命を祀る第3本宮と神功皇后を祀る第4本宮の拝殿と本殿が並んで 建っている。 最近まで修理の工事がなされ、現在は第1本宮に仮遷宮されているとのことだ。(来月4月に戻られると のこと) 第3本宮の後に並ぶのが、中筒男命を祀る第2本宮だ。 一番奥に建つのが底筒男命を祀り、現在は、表筒男命と神功皇后が仮遷宮されている第1本宮だ。 本殿はは文化7年(1810)に造営され、「住吉造り」と呼ばれる神社建築史上最古の様式だそうで、国宝に 指定されている。 因みに、屋根の上に交差した木を「千木」と言うが、第1本宮から第3本宮は縦に切られているが、第4本 宮だけは水平に切られている。祀られている神様が男神か女神かの違いによるものだそうだ。
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