ぶらりぶらり見て歩記

最初の目論見とは異なり、最近は寺社巡りが主になりました(^o^)

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音にのみ 聞きしはことの 数ならで 名よりも高き 布引の滝
                                                藤原良清(千載集)

新幹線新神戸駅の下は六甲山系獺(カワウソ)池に源を発する生田川が流れている。南側はまっすぐ瀬戸内海に

流れこんでいるが、近年市街の河川公園として整備されている。

北側は六甲山の谷筋となり、一歩入ると深山幽谷の趣きさえある。

そこに昔より貴人歌人が訪れて詩歌などに数多く詠んでいる「布引の滝」がある。

新神戸駅より生田川沿いの道を入ると、すぐに煉瓦造りの橋をわたる。「砂子橋」といい、

明治33年(1900)架けられた水路橋だ。

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砂子橋を渡り生田川沿いに遊歩道を登って行くと、やがて雌滝(メンタキ)が姿を見せた。

高さ約19mしなやかな上品な滝である。

なお、布引の滝と言うのは、この先の、鼓滝、夫婦滝、雄滝(オンタキ)を合わせた4滝の総称である。


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山人の 衣なるらし 白妙の 月に晒せぬ 布引の滝
                                                藤原良経(続古今集)
山姫の 嶺の梢に ひきかけて 晒せる布や 滝の白波
                                                源俊頼(続古今集)

雌滝から200mほど上流に雄滝(オンタキ)があり、この間に、鼓滝、夫婦滝があるが、滝の音はするが水の流れ

は木々に遮られほとんど見ることが出来なかった。

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やがて、雄滝(オンタキ)が姿を見せた。高さ約43mの雄大な姿を呈している。

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ぬきみだる 人こそあるらし 白たまの まなくもちるか 袖の狭きを
                                                在原業平(伊勢物語)
ぬしなくて 晒せる布を 棚はたに 我こころとや けふはかさまし
                                                橘長盛(古今集)

この先は市原のダムとなるので、谷道と離れ、景色の良い見晴らし台に足を向けた。

見晴らし台からは、神戸市街やポートアイランドなどが一望できた。ここで暫し休憩した。

今日は暑い。

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