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近鉄南大阪線道明寺駅から西に徒歩5分、道明寺八満宮の道を挟んだ隣に建っている。 道明寺は真言宗の尼寺である。創建は古く、古代、土師氏の氏寺として建立された土師寺であった。 道明寺天満宮が創始されると、道明寺と名を改め、隣の道明寺八幡宮と一体になって栄えた。 塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ四天王式伽藍であったが、天正3年(1575)織田信長の高屋城攻撃の時に兵 火に遭って焼失した。 その後再建が進んだが、明治5年(1872)神仏分離によって、道明寺八幡宮と分離し現在地に移ったもの だ。 菅原道真が太宰府に左遷されれる時にこの寺を訪れ、叔母であり住職でもあった覚寿尼と別れを惜しんだ ことが伝えられている。 寺の歴史は古いが、この地移ったのは明治以降と新しい所為か、何かしら境内は明るかった。 時折参詣人の姿を見かけるぐらいで、尼寺の雰囲気が漂い、静かであった。 大正8年(1919)落成 本尊は道真の自作と伝えられる十一面観音(国宝) |
摂河泉風土記
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