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烏丸通りを南に歩いていると、京都御苑下立売御門の向えに、煉瓦造りのゴジック様式の教会が建ってい た。 英国国教会の流をくむ日本聖公会の聖アグネス教会聖堂だ。 大阪の照暗女学校が明治28年(1895)京都に移り、平安女学院と改称された時、その礼拝堂として、 明治31年(1898)建築されたものである(昭和6年改修されている)。 設計は、アメリカ人の(立教学院初代校長を務めた)ジェームス・マクドナルド・ガーディナー。 この建物は、さらに日本聖公会京都教区の大聖堂の役割も果たし、聖三一大聖堂とも呼ばれていた。 現在は、京都教区の大聖堂と聖アグネス教会の聖堂を兼ねているそうだ。 外観は煉瓦造りのゴジック様式の三廊式のバジリカ型で袖部の小さな左右非対称な礼拝堂と烏丸通りに 面する東北角にある三層の鐘楼が特徴。 内部は柱や小屋組の部材が比較的細く簡素なものとなっている。 幾何学模様のステンドグラスの窓が印象的だった。 烏丸下立売からの外観 西バラ窓と呼ばれている ステンドグラス窓 聖アグネスとはローマ帝国の禁教時代に13歳という若さで殉教した少女の名である。 ローマの執政官の息子からの求婚を拒んだことから、裸身で市内を引き回された。 しかし、この時頭髪が伸び、身体を覆ったという伝説を持ち、少女の守護者とされている。
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