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「寺は壷阪、笠置、法輪、高野は弘法大師の御すみかなるがあはれなるなり。石山、粉河、滋賀」
(清少納言「枕草子」191段 底本:能因本)
和歌山から和歌山線に乗り換え約30分で粉河寺駅に着いた。地元の人には失礼な表現かもしれないが、もっと鄙びた所かと思ったが意外な程開けている。 駅から真直ぐ約1km1歩けば粉河寺に着くのだが、駅を出ると早速創建の由来となった童男大士(童男行者) の像が出迎えてくれる。 天気もよいし温かい。 粉河寺に向かって歩いていると、古風な立派な民家を散見する。 「道路の拡幅などにより姿を消した」と商店のオバチャンが言っていた。 かっては、門前町として、このような民家が立ち並んでいたのだろうと想像しながら歩く。 やがて、粉河寺の入口・大門が見えた。 その前に、左側に天照大神を祀る大神宮、右に蛭子神社が鎮座していたので、まずそちらから参拝した。 童男大士(童男行者)は観音菩薩の化身で、 粉河寺の開基となる大伴孔子古に千手観音を与えたという。 同じような像が粉河寺の入口に当る大門の近くの売店の軒先にも建っていた。
大神宮
大門左手前に鎮座、祭神は天照大神 境内に大楠があり、「触ってパワーを得て下さい」という立札が立っていたので、早速パワーをいただいた。 大門右手前に鎮座
大 門
宝永4年(1707)建立 総欅造 3間1戸の楼門 重文
仁王像
大門の左右に安置する。仏師春日の作と云われる。 |
近畿紀聞
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