ぶらりぶらり見て歩記

最初の目論見とは異なり、最近は寺社巡りが主になりました(^o^)

近畿紀聞

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粉河寺薬師堂の左手を進むと、十禅律院の参道に来た。

十禅律院は天台宗安楽律院派の寺院で、紀州8代藩主徳川重倫(シゲノリ)、十代藩主徳川治宝(ハルトミ)父子所縁

の寺である。

参道は緩やかな坂道になっており、その先に龍宮つくりの塗上門が建ち、門をくぐると、正面に本堂、左

手に護摩堂、右手に庫裡があった。

建物は、内外傷みが目立ち寂れた感じがした。

ここは庫裡と本堂に囲まれたところに作庭された枯山水庭園「洗心庭」が知られている。

庭には石組みの間に皐が多く植えられた。

和泉山脈の高峰成高山を遠望する今の庭も佳いが、皐が咲く頃はもっと素晴らしいだろうと思った。


イメージ 1 参 道
緩やかな上り坂の参道の先に龍宮造の塗上門が建っている




イメージ 2 塗上門
中央に掲げる扁額の「宝鐸墜」は紀州十代藩主徳川治宝(ハルトミ)の直筆
左背後のイブキが風格を与えている。



イメージ 3 禁碑石
塗上門の向かって左前に建ち、
「禁葷酒」と刻まれている




イメージ 4 本 堂
塗上門の正面に建つ。
五間四面 総欅造り
阿弥陀三尊像が三組安置されている。



イメージ 5 扁 額
本堂正面に掲げる扁額「薦福殿」は紀州十代藩主徳川治宝(ハルトミ)の直筆




イメージ 6 壁・扉
本堂は総欅造で、彫刻が随所にしてある。



イメージ 7 護摩堂
本堂の向かって左に建つ。
宝形造で、宝珠は粉川鋳物師蜂屋正勝の作
不動明王、子安観音、千手観音を安置する。



イメージ 8 庫 裡
本堂に向かって右手に建つ。
御成り玄関、藩主着座の間を持つ武家屋敷風の建物。
三つ葉葵入りの調度品などが展示してあった。



イメージ 9

                               洗心庭
紀州十代藩主徳川治宝(ハルトミ)が築庭させたものと伝わる。
和泉山脈の高峰成高山を借景とした枯山水式の庭園、各所に巧に立石、横石を配し、渓流としてその中央に石橋を架け、回遊路として枯滝口を作っている。
皐の咲く頃が最も見ごろだろう。

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