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日本橋東北の橋詰(元標の広場)から北方向に眼をやると三越新館が見えた。 お上りさんとしては、特に買うようなものが無くても、日本を代表する百貨店「三越本店」を覗いて行か ねばなるまいと思った。 新館の北隣に、ネオ・ルネッサンス様式の本館があった。 三越と言えばロンドンのトラファルガー広場のライオン像を模したと言うライオン像。 それをまず見なくてはならない。 そう思い玄関に行くと、創業祭とかで暖簾がかかり、ライオン像の周りは青竹で囲まれていた。 これではライオンの全体像が撮れないと思っていたら新館の入り口にも置いてあるとの事だったので後で 撮りに行った。 本館の奥に入ると、中央に5階まで吹き抜けの大ホールがあった。 素人目には、店内ではこの辺りが一番の稼ぎ場所とみえる。 それを、こうした空間にするなんて、「流石に三越さん!」と思った。 大ホールの正面に大きな天女像が建っていた。 三越創立50周年を記念して建てたものらしいが、好みの問題かもしれないが、やや違和感を覚えた。 なお、像の台座を見ていたら、アンモナイトの化石を幾つか見つけた。 三越は延宝元年(1673)に「越後屋」として創業、「三井呉服店」を経て「三越呉服店」となり大正3年(19 14)横河民輔、中村伝治の設計による鉄筋コンクリート造による大規模な百貨店を新築した。 更に昭和10年(1935)全館の増改築が完成し、現在の見られるような規模になった。 青銅製の一対のライオン像が鎮座している。 青竹で頭しか映っていない。 中央大ホール 5階まで吹き抜けとなっており、ゆったりとくつろげるようになっていた。 正面には昭和35年(1960)建立した天女像が置かれていた。 三越のお客様に対する基本理念「まごころ」をシンボリックに表現しているのだそうだ。 瑞雲に包まれた天女が花芯に降りたつ瞬間の姿をとらえたものだとの事 佐藤玄々が制作 台座の大理石から幾つかアンモナイトを見つけられた。 |
関東紀聞
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