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語り継ぐ からにも幾許(ココダ) 恋しさを 直目(タダメ)に見けむ 古壮士 田辺福麻呂(「萬葉集」巻第九 No.1803) (伝え聞いただけでもこんなに恋しいのに、この目で直接見た昔の若者はどんなにか恋しかったのだろう) 菟原処女(ウナイオトメ)に恋い慕った二人の男の一人・菟原壮士(ウナイオトコ 宇奈比壮士)の墓される西求女塚(ニシモ トメヅカ)古墳は、処女塚古墳から西約2kmの求女塚西公園内にあった。 求女塚西公園は、阪神電鉄西灘駅南東数分のところだった。 公園内は、木々が多く繁り、西求女塚古墳の近くに子供の遊具が備えられ、小公園としては雰囲気がよ く、数人の家族が暑い中,子供を遊ばせていた。 古墳は遊歩道、縁石など並べ整備されているようだが、頂部の広場は草がぼうぼうであった。 竪穴式石室をもつ前方後方墳で、全長約95mである。 平成4年(1992)度から大がかりな発掘調査が行われ、卑弥呼が魏の皇帝から授かったという三角縁神獣7面 をはじめ、12面の鏡や鉄器など出土している。 これらから、古墳時代初期の3世紀後半から4世紀初めに築造され、この地方の有力な豪族の墓と考えられ ているそうだ。 古墳の裾にブランコなどの遊具があった。 善長約95m 前方後方墳 平成17年(2005)3月に国の史跡に指定されている。 公園の隅には、どこから移されたのであろうか、多くの石仏、石塔が置かれていた。 |
神戸物語
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