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西国街道を西明石から歩き、大観橋西まで来た。 南側に「浜の散歩道」との看板が立ち明石川西岸沿いに細い道が続いていたので、少し街道から外れてこ の界隈を歩いてみた。 明石川西岸沿いの道を500mほど行くと、海に出た。 道は西に折れて海岸線に沿って江井ヶ島まで続く。 この辺りは「望海浜」といい、正面に淡路島が浮ぶ風光明媚なところだ。 眼を東に転ずると、かの明石海峡大橋望をむことができる。 かっては白砂青松が広がる地であったが、今はコンクリートの防潮堤に囲まれた猫の額ほどの浜と、 防潮堤の内側に松林と広場を備えた「望海浜公園」に僅かに名残を残していた。 防潮堤に腰を下ろし、潮風に吹かれながら、暫し景色を眺めていた。
景色を眺めた後、望海浜公園を北に横切ると大きな地蔵像が覗く寺があった。 龍蟠山護国寺密蔵院という真言宗大覚寺派の寺院だ。 延喜4年(904)観賢僧正が創建し、室町時代の応永年間(1394〜1428)僧・運公が中興したと伝える。 明治の初めまで、この地方の中心として栄え、坂上寺、十輪寺、西蔵院など8ケ寺の末寺があったという。 秦石田撰の「播州名所巡覧図絵」(享和3年:1803)には 「自蔵菩薩 観音を安置す 東播磨の一大利也 寺宝数あり」と絵図と共に記されている。 しかし、昭和20年(1945)7月の明石大空襲ですべて焼失し、現況は戦後再建されたものである。 「浜の散歩道」は大観橋から江井ヶ島までの約7kmの護岸敷を利用した散歩道。 サイクリングロードにもなっている。 望海浜の防潮堤上から眺めた明石海峡大橋 向って右手が淡路島側 昭和51年(1976)再建 鉄筋コンクリート造 昭和27年(1952)戦没者慰霊のため建立 昭和31年開眼供養 地上15m 中央の仏様は印相から見て金剛界大日如来像と思う 境内東南隅に安置されている地蔵尊 別名一願地蔵といい、現世利益を叶えてくださる。 境内西隅にある立派な造りの五輪塔 |
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