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前田利長墓所の南側に繁久寺が位置する。 山号を仙寿山と号し、北側にある前田利長墓所の御廟寺として造営された曹洞宗の寺である。 加賀藩から寺領が与えられ、代々墓を守ってきたが、安政6年(1859)焼失した。 現在の建物は文久2年(1862)再建であるが、規模や構造は元の堂宇をそのままに模したと伝えられる。 城門を思わす堅牢な山門をくぐると、境内は清閑の趣があった。 山門を中心とした回廊には五百羅漢像が安置してあり、豊かな表情に思わず心が和む。 羅漢像は色が未だ鮮やかに残り、一体一体に祈願安置した名前や奉納年月日まで読み取れる。 明治前半のものが一番多い様だった。 写真撮影は許してもらったが、ガラス戸を開けることは許されなかった。それゆえ反射を避けるため、 下から見上げるようにして撮った。 繁久寺を退出する頃、曇り空は雨空になっていた。
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2008年11月22日
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