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予ねてから念願の臼杵の磨崖仏を見に来た。臼杵に磨崖仏は、風化が進んでいたが、長い間の保存修理工 事を平成6年終えると共に国宝に指定された。 実はそれまでは見る機会はいくらでもあったのに訪れず、見たいと思うようになってからは、不思議 なことに、ずっと訪れる機会がなかったのだ。 臼杵磨崖仏は大分県臼杵市臼杵川南岸の、阿蘇溶結凝灰岩台地の山すそに広がっている。 ホキ石仏第一群(4龕25体)、ホキ石仏第二群(2龕19体)、山王石仏(3体)、古園石仏(13体)からなり、比 較的浅めの龕(ガン:磨崖仏を安置する空間の内、人間が入れる大きさのものを「石窟」というのに対し、 入れないないものを「龕」という)を穿ち高肉彫りの手法で彫り出している。 彫られたのは平安時代後期から鎌倉時代といわれ、千年の風雨に堪え、ひたむきな信仰の証を、今も残し ている。 臼杵の磨崖仏は60体余りの像のうち、59体が国宝に指定されている。 これらの像を、地元ガイドに引き連れられ、ガイドの名調子の説明を聞きながら巡った。 幸いなことに、木造や絵画と違い、主な像を写真に撮ることができたので、3回に分けて紹介したいと思 う。 ホキ石仏第一群覆屋 ホキとは「崖」という意味の地名。磨崖仏は、露天の雨ざらしだったが、保護の為覆屋で保護された。 ホキ第一群第一龕と第二龕 釈迦如来三尊像 平安末期頃の作 阿弥陀如来三尊像 平安後期頃の作 ホキ第一群第三龕 如来三尊像(中心に大日如来、右に釈迦如来、左に阿弥陀如来) 平安末期頃の作 台座には願文や経文を納めたと思われる円や四角の孔がある。 ホキ第一群第四龕 地蔵十王像(中心に地蔵菩薩、冥府にあって亡者の罪を裁き救済する十王像を左右5体ずつ拝している) 鎌倉期の作 仁王像 |
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2009年10月06日
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