|
仁和寺に行くなら東隣の蓮華寺にも行った方がいい、とBさんに言われていた。 深草(伏見区)の石峰寺と並ぶ、京都では数少ない石仏群がある寺だと言うのだ。 仁和寺の東門から出て、少し高台にある蓮華寺境内に入ると五智如来の大きな石像が並んでいた。 その背後には、地蔵菩薩、観音菩薩などの11体の石仏が並んでいた。なかなか壮観だ。 更に、東奥に進むと、本堂の不動堂があり、弘法大師が彫ったと伝わる五智不動明王を安置していた。 蓮華寺は、山号が五智山、真言宗御室派別格本山で、弘法大師開山、藤原康基開基の寺だ。 大同元年(806)唐より帰った空海が、北嵯峨、現在の後宇多天皇陵地内の岩屋の中に不動明王を感得し、 石に刻んで「きゅうり封じの秘法」残した。 天喜5年(1057)藤原康基がこの不動尊を奉祀すると共に、弥陀、観音の諸像を安置して広沢の池畔に蓮華 寺を建立した。 徳治年間(1306〜1308)に蓮華峰寺と改めた。 応仁の乱で兵火に遭い、蓮華峰寺は鳴滝音戸山に移るが荒廃した。 寛永18年(1641)豪商樋口兵太夫家次が仁和寺宮覚深法親王(後水尾天皇の兄)の支援で石造不動明王坐像を 修理すると共に五智如来石仏群を造立し、伽藍堂宇を再興して五智山蓮華寺と称した。 昭和3年(1928)現在地に移転 昭和33年(1958)鳴滝音戸山山頂に取り残され離散していた石仏を集め、台座と共に原形のまま境内に安置 した。これが現在見る石造群である。 五智如来坐像 木喰僧但称の作 向って左から 薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来 石造群 本尊:五智不動明王 近畿36不動尊第15番霊場
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2010年10月07日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



