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夜の京都駅を過ぎる時、列車の車窓からライトアップされた京都タワーを見ると、やっと戻ってきたなと いう安堵感が湧いてくる。 昭和39年(1964)建てられた頃、賛否両論の景観論争が起きたが、今は見慣れたものとなってしまった。 京のランドマーク的役割は認めるが、各地の景観保存活動を見ている故に、また日中に東寺の五重塔を 車窓から眺める故に、 個人的には,未だ京に相応しいものか懐疑的である。京の文化に造詣のある白洲正子は、当時もっと冷めた見方をしていた。 「京都駅前に、最近たった塔が、不評をあびている。好ましくないのは確かだが、京都駅周辺には、 もう昔の面影がなく、なにが建とうと害されるほどの風致ではない。 むしろ、変な観音様なんか作らなかったのが幸いというべきだろう。」(「思うことふたたび」) 同行のB氏によれば、京都タワーの外観は京都の家並みを海原に見たてた燈台をイメージしたものだが、 近くに東本願寺があることから「お東さんのローソク」と言われることもあるそうだ。 確かにそのような感じがする。もう、「お東さんのローソク」を素直に受け入れたほうがいいと思った。 京都タワービル(地上9階地下3階建 31m)の上に100mの塔が建つ。 塔頂は地上から131mで、建設当時の京都市人口131万人からとか。地上100mに展望台あり。 |
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2010年12月31日
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個人的には,未だ京に相応しいものか懐疑的である。

