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粉河寺薬師堂の左手を進むと、十禅律院の参道に来た。 十禅律院は天台宗安楽律院派の寺院で、紀州8代藩主徳川重倫(シゲノリ)、十代藩主徳川治宝(ハルトミ)父子所縁 の寺である。 参道は緩やかな坂道になっており、その先に龍宮つくりの塗上門が建ち、門をくぐると、正面に本堂、左 手に護摩堂、右手に庫裡があった。 建物は、内外傷みが目立ち寂れた感じがした。 ここは庫裡と本堂に囲まれたところに作庭された枯山水庭園「洗心庭」が知られている。 庭には石組みの間に皐が多く植えられた。 和泉山脈の高峰成高山を遠望する今の庭も佳いが、皐が咲く頃はもっと素晴らしいだろうと思った。 緩やかな上り坂の参道の先に龍宮造の塗上門が建っている 中央に掲げる扁額の「宝鐸墜」は紀州十代藩主徳川治宝(ハルトミ)の直筆 左背後のイブキが風格を与えている。 塗上門の向かって左前に建ち、 「禁葷酒」と刻まれている 塗上門の正面に建つ。 五間四面 総欅造り 阿弥陀三尊像が三組安置されている。 本堂正面に掲げる扁額「薦福殿」は紀州十代藩主徳川治宝(ハルトミ)の直筆 本堂は総欅造で、彫刻が随所にしてある。 本堂の向かって左に建つ。 宝形造で、宝珠は粉川鋳物師蜂屋正勝の作 不動明王、子安観音、千手観音を安置する。 本堂に向かって右手に建つ。 御成り玄関、藩主着座の間を持つ武家屋敷風の建物。 三つ葉葵入りの調度品などが展示してあった。
洗心庭
紀州十代藩主徳川治宝(ハルトミ)が築庭させたものと伝わる。和泉山脈の高峰成高山を借景とした枯山水式の庭園、各所に巧に立石、横石を配し、渓流としてその中央に石橋を架け、回遊路として枯滝口を作っている。 皐の咲く頃が最も見ごろだろう。 |
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2012年04月17日
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