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JR和泉府中駅から国道480号を東500mほどに行くと「雷落ちない、日本最古の寺、受験就職落ちな い、天神さんゆかりの寺」と言ったキャッチコピーが目に付いた看板が立っていた。 少し興味を持ったので、その近くの寺を覗いた。 西福寺といい、境内の奥に小さな本堂が建つ小さなお寺である。 創建は奈良時代の泉寺と仏性寺にさかのぼり、鎌倉時代初期、東大寺再興に尽力し、この地に生まれたと いう伝承がある俊乗坊重源が中興開基と伝わる。 雷とのかかわりは、奈良時代天平宝宇2年(758)仏性寺で沙弥道行(シャミドウギョウ)が雷封じのため大般若 経を書き写し伊勢神宮に奉納した、ことにあるようだ。 因みに、奉納した大般若経は、伊賀の常楽寺に現存する「大般若経」(国宝)がそれであるとのこと。 本堂の、向かって右に側に雷井戸があり、次のような伝説が伝わっている。 昔、境内の井戸に雷が落ちた時、村人が井戸に蓋をして雷を閉じ込めた。 逃げ場を失った雷は許しを乞うた。 その時、この地(桑原という)に今後絶対落ちないと約束した。 それで、村人は井戸の蓋を取り、雷を逃がしてやった。 それ以来この地に雷は落ちないといわれており、雷鳴すると「くわばら、くわばら」というのはこれに由 来するとのことだ。 この伝説は、江戸時代の「和泉名所図絵」にも記載されているとのことだった。 天神さんゆかりの寺という「天神さん」とは、菅原道真のことではなく、まさしく雷神のことだった。 看 板 本 堂 本尊は十一面観音、難聴・耳鳴りなどの病気平癒にも御利益があるとか。 秘仏なのか、本堂の扉から覗いてみると厨子の扉は閉まっていた。 雷井戸 本堂の横にあり、石垣に囲まれ石で蓋が閉まっていた。石の上に小銭が置かれてあった。 絵 馬 図柄は風神雷神図であった。 |
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2012年11月13日
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