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銅鳥居から黒門に向かっている途中、左手に「関屋地蔵尊」を幟を立てたお寺があったので覗いてみた。 弘願寺といい、元は金峯山寺の末寺山之坊であったが、現在真言宗高野山派の末寺である。 弘願寺の門を入ると、左手に小さな厨子形の地蔵堂があり、そこに安置されている石仏が関屋地蔵尊と呼 ばれるお地蔵であった。 お地蔵様は、像高約1.2m 大きな舟形光背を背に、右手に錫杖、左手に宝珠を持っ分厚い半肉彫りの立像 で、眼はやや細めでかすかに笑みをたたえていた。 明治初年関屋桜のほとりにあったものを移したもので、古くから除災招福、病難消除、とりわけ歯の痛み に霊験あるとのことであった。
地蔵堂と関屋地蔵尊
光背の右側に「為供養法華経千部施主」、左側に「永正12年(1515)乙亥八月十五日」とあり右側の行に法名らしき文字が見える。頭上にも7個の梵字が刻まれていて、恐らくいずれかの結縁衆が法華経一千部読誦供養の記念に現世安穏・極楽往生を願って造立したのだろう、と説明してあった。 |
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2012年05月15日
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