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夏は、世に知らず暑き (清少納言「枕草子」122段) 数日前に立秋となり暦の上では秋となったが、連日猛暑が続く。 平安の何某の女官は「世に類も無いほどの暑いのがいい」と言っている。 扇風機やクラーなぞ無い時代だが、パンツ一枚の様な姿で過ごしていたのだろうか? そんなことを思いながら、近鉄八木西口駅から、汗をふきふき初瀬街道(国道165号)を東に向って歩いて いた。 JR桜井線「畝傍駅」手前に、小振りながらこの辺りとは異なる"ルネサンス風の意匠"の建物が建ってい た。 鉄筋コンクリート2階建で、両側を円柱で飾られた中央出入口があり、その上部にはアーチ型の窓が設け られている。 左隅には「登録有形文化財」のプレートが貼り付けられていた。 昭和3年(1928)六十八銀行(南都銀行の前身の一つ)八木支店として建てられたものだ。 その後、一時映画館にもなったが、昭和38年(1963)和歌山相互銀行(後、和歌山銀行)橿原支店となり、現 在はウエディングレストランとなっている。 設計は、奈良県技師の舟橋俊一で、銀行建築としての風格が十分に出ている。 ただ中央出入口と上部のアーチ窓の間に、昼間なので点灯されていないが、ネオンサイン灯があるのはア ンバランス感が否めず、建物の風格を壊していると思った。 旧六十八銀行八木支店(旧和歌山銀行橿原支店) |
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2012年08月11日
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