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前稿でも記したように、昭和20年(1945)5月の空襲で天守と共に本丸御殿が焼失した。
名古屋城本丸御殿は初代尾張藩主徳川義直の住居および政庁として、慶長20年
(1615)家康によって建てられた。
その後、寛永11年(1834)3代将軍・徳川家光の上洛時の宿舎と供するため上洛殿、御湯殿書院などの増築を含む大改修が行われた。
建物の規模は総面積3,100㎡、部屋数30を超えるものだった。
平成21年(2009)より復元工事が始まり、工事を3期に分け平成30年(2018)にすべて完了予定で鋭意進められている。
第1期工事部分(玄関、表書院)が完了し、平成25年(2013)5月29日より一般公開が開始された。
杮葺き、黒漆塗の破風、木曽檜の白木と飾り金具、 各部屋の復元模写された色鮮やかな障壁画と、江戸時代初めの豪壮な御殿が目の前に蘇ろうとしていた。
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玄関
左の素屋根は工事中の部分
後で工事の様子を見学した。
玄関一之間
天井は竿縁天井、障壁画は来訪者を威圧する勇猛な豹・虎が描かれたものとなっている。
玄関二之間
表書院三之間
障壁画は、玄関とは異なり梅、桜、雉など華やかな花鳥図である。
表書院二之間
表書院一之間
表書院一之間
奥は上段之間
表書院上段之間
天井は折上小組格天井、付書院(写真には入っていない)・床・違棚・帳台構等の座敷飾りがなされ
他の部屋に比べ一段高くなっているなど、主人の部屋としての格式と威厳を視覚的に表している。
復元工事の様子 杮葺きが終わっている建物は第2期工事の対面所などであろう。
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2013年06月26日
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