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JR姫路駅から三ツ山会場である射楯兵主(イタテヒョウズ)神社までの間の商店街などに、「造り物」が飾って あった。 「造り物」は、姫路にゆかりのある物語や伝承、芝居に題材にして、等身大の人形を使ってジオラマ風に 再現したの立体模型である。 造り物は三ツ山大祭の賑わいの象徴といえるものであるが、昭和28年(1953)の第19回を最後に廃れていた という。 今回、地元の高校生や住民らの手で60年振りに復活したもので、次の10カ所あった。 なお、内容説明は、側に置かれてあった説明板の文面をそのまま写した。 制作:姫路工業高校 設置場所:姫路駅みどりの窓口西通路 姫路・但馬屋の娘・お夏が恋した相手は、室津出身の手代・清十郎。 尾上の花見の席で、二人は初の逢瀬を楽しんだ。 野里・運慶寺の比翼塚は、悲恋に終わった二人の墓とされる。 制作:龍野北高校 設置場所:三姫ビル前東南隅 安倍清明と並び称された、陰陽師・蘆屋道満(アシヤドウマン)。 宮中で箱の中身を当てる術比べを行ったが、大柑子(ダイコウジ)を鼠に変えた清明に負け、後に関白道長を呪詛して故郷の播磨国へ流されたという。 制作:姫路高校 設置場所:三菱東京UFJ銀行前 天守閣に毎晩怪しい灯が見えると聞き、天守番を引き受けた宮本武蔵。 五層目で出会った「おさかべ明神」を名乗る美女は黒狐の妖怪に変身、武蔵は死闘の末に二刀流で退治した。 制作:城巽連合自治会・白鷺中学校 設置場所:三井住友銀行前 書写山円教寺の開山、「播磨の聖」性空上人。 夢のお告げにより室津で遊女の長(オサ)に会うと、その遊女は上人が拝したいと願った普賢菩薩に姿を変え、白象に乗って昇天したという。 制作:兵庫県立大学環境人間学部 エコヒューマン地域連携センター 設置場所:西二階町 とみや薬局隣 一乗寺の開祖は、天竺生まれの法道仙人。 法力で法華山から播磨灘へ鉢を飛ばし、行き交う船に布施を請うた。 船頭が布施を断ると、米俵が鉢に従い仙人の元へ飛び立ったとか。 制作:陸上自衛隊・姫路駐屯地有志 設置場所:街の駅(二階町商店街内) 乱暴すぎて、比叡山を追い出された武蔵坊弁慶。 書写山円教寺で修業していたが、寝入った弁慶の顔に寺僧が落書きをして争いにとなり、松明の火から一山が焼亡したという。 制作:三ツ山大祭実行支援城東有志の会・東光中学校 設置場所:大手前公園 備中高松で本能寺の変を知った秀吉は、軍師・黒田官兵衛の進言で「大返し」を決断。 中国路を駈けて姫路城で英気を養い、さらに東へ進軍、山崎の戦いで明智光秀を打ち破った。 制作:香寺高校 設置場所:イーグレ姫路管理事務所北 姫路城主に忠義を尽くす恋人に頼まれ、悪家老・青山鉄山に仕えたお菊。 家宝の皿をなくしたと無実の罪で井戸に沈められ、亡魂はお菊虫(ジャコウアゲハの蛹)になったという。 制作:兵庫県立大学環境人間学部 エコヒューマン地域連携センター 設置場所:総社御門3F 関ヶ原の戦いの後、姫路に入った「西国将軍」池田輝政。 新たな城と三重の堀に囲まれた城下町の建設を始め、慶長14年、ついに城下町を見下ろす姫路城の大天守各が完成した。 制作:陸上自衛隊・姫路駐屯地有志 設置場所:総社神門前・二色山前 垂仁天皇の命により、大和国当麻蹶速(タイマノケハヤ)と相撲を取った出雲国の野見宿祢。 宿祢は見事に蹶速を打ち破り、朝廷に仕えて埴輪の祖ともなった。 龍野で亡くなったとつたえられている。 |
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