|
弁慶 五條の天神に参り、夜とともに祈念しけるは、「今夜の御利生に弁慶によからん太刀を 与へ給へ」と祈誓して、夜更くれは、天神の御前に出でて、南に向いて行きければ、人の家の 築地の際に佇みて、天神への参りの人の中に、よき太刀持ちたる人をぞ待ちかけたる (「義経記」弁慶洛中にて人の太刀を奪ひ取る事) 西洞院松原の交差点の西南角に五條天神が鎮座していた。 社伝によれば、延暦13年(794)桓武天皇の平安遷都に辺り、大和國宇陀郡から天神(アマツカミ)を勧請したのが 当社の始まりと言われる。 当初は「天使の宮(天使宮)」と称したが、後鳥羽天皇の時代(12世紀末頃)に「五條天神宮」と改めた。 創建時は社域も広く、社殿も広壮であったが、中世以来度々火災に遭い、元治元年(1864)蛤御門の変で、 社殿は焼失し現在の社殿は近時の再建とのこと。 当社は、古来、医薬・禁厭(キンエン)の神として崇敬されている。 ところで、「義経記」で、千本目の太刀を求める弁慶が待ち構えていた「五條の天神」とは、この神社を 指すらしい。 神門の奥に社殿(拝殿、本殿)が建っている。 祭神:大己貴命(オオナムチノミコト) 少彦名命(スクナヒコナノミコト) 天照大神 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2014年02月12日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


