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津田の細江にかかる渡会橋を渡って、西へ行くと長命寺に至るが東は安土近くまで入江がのび、葦の 葉かげに、田舟が浮んで、昔ながらの水郷風景が味わえる。(白洲正子「近江山河抄」沖つ島) 長命寺参拝を終え再び、渡会橋まで来た。 県道を南に歩むと、西南の方向は、田園や葦原が続く。 少し遠回りになるが西に折れ、近江八幡水郷を歩む。 かって葦原だったところの多くは干拓され、圃場として整備され、その間を水路が通っている。 しかし、白洲正子が記すほどではないが、葦原も残っている。 葦葉かげに、田舟は見かけなかったが、水郷巡りの観光船や、水面を優雅に漕いでゆくカヌーを見かけ た。 近江八幡市東北部に琵琶湖の内湖の一つである「西の湖」があり、多くあった周辺の内湖は明治時代以降 の干拓で消えた。 しかも、西の湖周辺には葦原の湿地帯があり、特有の生態系があったが、干拓や圃場整備で湿地生態系や 景観の改変が危惧された。 しかし、近江八幡の水郷は琵琶湖の内海「西の湖」を中心とした水郷で、平成16年(2004)の文化財保護法 改正により創設された重要文化的景観の第一号として、約354haが平成18年(2006)国の選定を受けた。 これが水郷の景観や生態系の崩壊の歯止めになればよいのだが・・・。 残る葦原 葦原の間を巡る観光船 水郷風景 湖面を行くカヌー |
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2014年11月15日
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