ぶらりぶらり見て歩記

最初の目論見とは異なり、最近は寺社巡りが主になりました(^o^)

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西国街道を西明石から歩き、大観橋西まで来た。

南側に「浜の散歩道」との看板が立ち明石川西岸沿いに細い道が続いていたので、少し街道から外れてこ

の界隈を歩いてみた。

明石川西岸沿いの道を500mほど行くと、海に出た。

道は西に折れて海岸線に沿って江井ヶ島まで続く。

この辺りは「望海浜」といい、正面に淡路島が浮ぶ風光明媚なところだ。

眼を東に転ずると、かの明石海峡大橋望をむことができる。

かっては白砂青松が広がる地であったが、今はコンクリートの防潮堤に囲まれた猫の額ほどの浜と、

防潮堤の内側に松林と広場を備えた「望海浜公園」に僅かに名残を残していた。 

防潮堤に腰を下ろし、潮風に吹かれながら、暫し景色を眺めていた。

ともしびの 明石門に 入らむ日や 漕ぎ別れなむ 家のあたり見ず
                          柿本人麻呂(「萬葉集」第巻弐 No.254 )
天離る ひなの長道ゆ 恋ひ来れば 明石の門より 大和島美優
                         柿本人麻呂(「萬葉集」第巻弐 No.255 )
粟島に 漕ぎ渡らむと 思へども 明石の門波 いまだ騒けり
                         柿本人麻呂(「萬葉集」第巻七 No.1207 )


景色を眺めた後、望海浜公園を北に横切ると大きな地蔵像が覗く寺があった。

龍蟠山護国寺密蔵院という真言宗大覚寺派の寺院だ。

延喜4年(904)観賢僧正が創建し、室町時代の応永年間(1394〜1428)僧・運公が中興したと伝える。

明治の初めまで、この地方の中心として栄え、坂上寺、十輪寺、西蔵院など8ケ寺の末寺があったという。

秦石田撰の「播州名所巡覧図絵」(享和3年:1803)には

自蔵菩薩 観音を安置す 東播磨の一大利也 寺宝数あり」と絵図と共に記されている。

しかし、昭和20年(1945)7月の明石大空襲ですべて焼失し、現況は戦後再建されたものである。





イメージ 1 浜の散歩道東口 
「浜の散歩道」は大観橋から江井ヶ島までの約7kmの護岸敷を利用した散歩道。
サイクリングロードにもなっている。




イメージ 2 明石海峡大橋 
望海浜の防潮堤上から眺めた明石海峡大橋
向って右手が淡路島側



イメージ 3密蔵院本堂     
昭和51年(1976)再建
鉄筋コンクリート造



イメージ 4報徳大地蔵  
昭和27年(1952)戦没者慰霊のため建立
昭和31年開眼供養
地上15m




イメージ 5 報徳大地蔵胎内   
中央の仏様は印相から見て金剛界大日如来像と思う



イメージ 6 油懸地蔵尊   
境内東南隅に安置されている地蔵尊
別名一願地蔵といい、現世利益を叶えてくださる。



イメージ 7五輪塔     
境内西隅にある立派な造りの五輪塔



イメージ 8地 図     

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