ぶらりぶらり見て歩記

最初の目論見とは異なり、最近は寺社巡りが主になりました(^o^)

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大宮八幡宮の境内を巡った後、北側に月輪寺が建っていた。

石段を登ると山門があり、境内に入ると西側に本堂が、東側に文殊堂が建っていた。

本山の縁起は、天川友親編纂「播陽万宝智恵袋」(宝暦10年)の巻之六「十六郡寺院縁起」によると、次のよ

うなものだ。

孝徳天皇の御代、白雉3年(652)法道仙人が当山に来た時、仏法有縁の霊感を得て、松の下で法華経を

読誦した。

その時、甲冑を身にまとい、鉾を持った童子が一人、忽然と現れて、『我は北天守護の毘沙門天也、

汝、此れを聞き、伽藍を建立し、大慈大悲の尊像を安置すべし。我、又仏法興隆の応護たるべし。

是より東南に当て、ひとつの峯あり、高野と号す。 汝早くかの峯に至り、本尊の尊容を拝すべし。』と

告げ飛び去った。

法道仙人は歓喜し、その山に行くと、赫々たる月輪の中に十一面千手観音が出現した。

それ故、山号を高野山、寺号を月輪寺と号し、十一面千手観音を祀り、七堂伽藍を整えた。

しかし、天正時代別所氏の兵火で悉く焼失、天正12年(1584)空泉により再興された。
 
月輪寺の北側は道を挟んで「別所長治首塚、雲龍寺 」であった。



イメージ 1 月輪寺山門 
山号:高野山
宗派:真言宗大覚寺派
開基:法道仙人



イメージ 2 本 堂 
本尊:法道仙人自作の十一面千手観音(秘仏)



イメージ 3御前立本尊 
本尊を納めた厨子の前には
御前立本尊の十一面千手観音が安置してあった。

播磨西国第五十五番霊場
暮るるとも いかで迷はん 月の輪の                寺を詣づる   身こそうれしき




イメージ 4文殊堂  
明治27年(1894)建立



イメージ 6文殊堂内部  
本尊:文殊菩薩
不動明王、愛染明王、弘法大師像なども安置
文殊菩薩は三木金物業界の守り本尊として崇敬されている。
江戸時代、大和の名刀鍛冶・文殊四郎包光宗兵衛に因む金物取引の株仲間「文殊講」があり、この講が文殊菩薩を信仰していた為のようである。





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