ぶらりぶらり見て歩記

最初の目論見とは異なり、最近は寺社巡りが主になりました(^o^)

大和風土記

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玉蔵院、成福院と回り、最後に千手院を訪れた。

千手院は、山内で最も古くて格が高く、朝護孫子寺の住職の住坊でもあるという。

境内には、優美な曲線の屋根を持つ護摩堂では千数百年間毎朝護摩供をしているとのこと。

近くには、笑い寅、ゆめかなう堂があり、坊舎の横に設けられている大きな口を開けた寅のトンネル・三

寅胎内くぐりを抜けると銭亀堂、厄除け観音堂があった。

ここも、心こめて信ずれば、金運招福、良縁成就、子授け、安産、願望成就といった現世御利益を授けて

くださる有難い場所であった。                      合掌



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                                  護摩堂  
本尊:毘沙門天王 毎朝6時に護摩供を行われているそうだ。融通開運祈願




イメージ 2 笑い寅  
坊舎玄関前に置いてあった。
信貴山最古の寅という




イメージ 3 ゆめかなう堂  
若い女性に受けそうなお堂
良縁成就、願望成就 の御利益が授かる。
前に中央に穴の開いた石(一見粉ひき臼のような感じ)が置かれ
奥にはなで兎となで寅が置かれていた。




イメージ 4 ゆめかなう堂前の石  
手を広げて石の穴に親指を入れ、一周すると夢が叶えられるとか。




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                             なで兎となで寅  
うさぎを撫でると福が授かり、寅を撫でると運が開けると言う。





イメージ 7 三寅胎内潜り  
三寅とは、父寅、母寅、子虎のこと。
大きく口を開けた虎の口から体内に入ると福が授かると共に、
胎内部分のトンネルは四国88か所霊場の砂が埋められており、霊場巡りしたのと同じ功徳が得られるとか。








イメージ 8 銭亀堂  
金運招福の神・銭亀善神を祀っている
株など相場に係わる人、宝くじ、競馬競輪などで当てたい人はぜひ!!






イメージ 9 厄除け観音  
長谷寺本尊の御分身の十一面観音を祀る。
子授け、安産に御利益ある
回向院にもなっている。

玉蔵院から隣の塔頭寺院・成福院に回った。

だいたい信貴山朝護孫子寺境内をを巡っていると、商売、学業、恋愛等々、現世御利益を謳った神様仏様

あるいはその関連グッズが目に付く。

こうなると(本当の由来は知らないが)成福院という名でさえ、そんな感じを受けた。

成福院の境内に入ると、信心すれば、十方世界に光明を放ち、その光明により数多くの宝財を雨の如く授

けることを謳い文句の融通尊を祀る融通殿があった。

その前では、融通宝金(融通尊で祈願した種銭の5円硬貨とお浄め香)をはじめとするお守り類が並べら

れ、撫でれば御利益のある「融通撫で小槌」、「寅大師」などがあった。

更に東側には、通るだけで四国88か所霊場を廻ったと同じ功徳が得られる「四国88か所霊場お砂踏み」が

あり、その先には大黒天、弁財天、恵美酒神を祭る「三福神堂」があった。

とにかく、これでもか!これでもか!という感じだった。

なお、境内の東側に、家内安全の神を祭る「鎮宅さん」があり、その近くに奈良県下最古の石造十三仏が

置いてあった。




イメージ 1 融通殿  
本尊:如意宝珠(如意融通宝生尊)


イメージ 2 融通殿内部
後嵯峨天皇(在位1242〜1246)の念持仏の如意宝珠(如意融通宝生尊)を中心に右脇侍に弘法大師、左脇侍に不動明王を安置する




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    瓢箪・駒                   撫で小槌                   大黒天
願掛け融通ひょうたん、成就駒:融通さまにお願いし、願いが叶ったら納める。
融通撫で小槌:願いを込めて両手で撫でる。
大黒天:前に大きな巾着袋があり、それを撫でると金運を招く。





イメージ 6 寅大師
大師の足元の寅の
足を撫でればお金が戻る、
頭を撫でればぼけ封じ、
牙を撫でれば立身出世、
尻尾を撫でれば延命長寿、
    の御利益があるそうな。





イメージ 7 四国88か所お砂踏み




イメージ 8 三福神堂
大黒天、弁財天、恵美酒神を祭る。




イメージ 9 鎮宅さん
鎮宅霊符神(北辰妙見菩薩、天御中主神)を祀る。
家内安全をはじめとして諸々の御利益のある神





イメージ 10 石室十三仏
文明11年(1479)の銘があり、奈良県下で最古の石像十三仏
昭和57年(1982)仁王門近くの墓地より現在地に移した

開山堂、命蓮塚を巡った後、塔頭の一つ、玉蔵院に回った。

鎌倉時代、新義真言宗を開いた覚鑁(カクバン)上人が、信貴山に参篭した時、毘沙門天王より如意宝珠を授

けられ、この寺に蔵められたことから「玉蔵院」と呼ばれるようになったという。

浴油堂を参拝した後、万札束をくわえた「満願の虎」のいる側の階段を上ると、日本一大地蔵尊、

三重塔、融通堂が立ち並んでいた。

境内からは本堂を始め諸堂が眼下に眺められた。


イメージ 1 玉蔵院表門




イメージ 2 浴油堂
双身毘沙門天(秘仏)、刀八毘沙門天、八臂弁財天、三面大黒天を祀る。
毘沙門天王修法の中でも最も秘法とされる浴油が行われる。
なお、毎日5時には護摩祈祷が行われているとのこと。





イメージ 3 満願の寅
本堂に向かって一礼し、寅足をさすり、御真言を三回唱えると永井毎を叶えていただけるそうだ。
因みに御真言は
「オンベインラマンダヤソワカ」





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                                   眺 望










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                               日本一大地蔵尊・三重塔
日本一大地蔵尊は、総丈14.54m、 お顔の大きさ1.60m、円光直径3.62m






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                                 地蔵内部
地蔵様の内部は地蔵堂になっている。
(写真には写っていないが)壁面にも多くの地蔵様が安置されている。




イメージ 7 三重塔内部
阿閦如来(アシュクニョライ)、毘沙門天王を祀る
大和13仏霊場第11番阿閦如来






イメージ 8 融通堂





イメージ 9 融通堂
本尊:融通尊(如意宝珠)
福徳円満、財宝成就、如意円満の仏様で心から進行すればどんな願い事も叶えてくださるということだ。

釼鎧護法堂の参拝を終え、再び本堂に向かう参道に戻ると、左手に開山堂、命蓮塚のある上り道があっ

た。

上りきると平地があり、そこに朱色の開山堂が建っていた。

堂内に入ると、中央に岩窟?が造られ、その岩窟の四面中央に聖徳太子、弘法大師、命蓮上人、歓算上人

の4人を祀り、その周囲に四国88か所霊場の本尊が祀られ、4隅を四天王が守っていた。

また、岩窟を巡らす回廊は四国88か所霊場のお砂を敷いてあり四国88か所お砂踏みとなっている。

ここを廻れば、四国88か所霊場を巡ることができ、同じ功徳が得られるということであろうか?

建物は比較的近年に建て替えられたものだが、岩窟の諸仏は江戸時代のものだそうだ。

開山堂近くの木立の中に、朝護孫子寺の中興の祖で、信貴山縁起絵巻の主人公・命蓮上人の墓(命蓮塚)が

あった。

周囲からはツクツクボウシの鳴き声が聞こえ、最後の力を絞っているようだった。

因みに、信貴山の命蓮の説話は、信貴山縁起絵巻だけでなく、今昔物語、宇治拾遺物語、扶桑略記に採ら

れ、信貴山縁起絵巻では「命れむ」、今昔物語では常陸の「明練」(巻第11 第36話)、宇治拾遺物語では

信濃国の法師「まうれん」(巻第8 第3話)、扶桑略記では「命蓮」、としている。


イメージ 1 修行大師
本堂に向かう参道の左手開山堂に向かう道の入口に立っていた。




イメージ 2 開山堂
堂内岩窟の四面中央に聖徳太子、弘法大師、命蓮上人、歓算上人を祀りその周囲に四国88か所霊場の本尊を祭っている。
回廊は四国88か所霊場のお砂を敷いてあり四国88か所お砂踏みとなっている。





イメージ 3 聖徳太子





イメージ 4 歓算上人




イメージ 5 弘法大師





イメージ 6 命蓮上人




イメージ 7 四国88か所お砂踏み




イメージ 8 命蓮塚
開山堂近くの山中にあった。





イメージ 9

                                   案内図

奥之院から、全体的に緩やかな上り道の、そして自動車が盛んに行き交う一般道を約50分歩いて著護孫子

寺に戻った。

本堂に向かう参道で絵馬殿(休憩所)を過ぎてほどなくのところで、右に折れ釼鎧法堂(ケンガイゴホウドウ)に向

かった。

釼鎧護法堂の参道には、空鉢護法堂の参道と同じく、奉納された赤い鳥居がぎっしりと建っていた。

重い病に患った醍醐天皇の勅命により、命蓮上人が病気平癒の祈祷すると

帝の夢の中に、釼鎧護法童子 が現れ、帝の病はたちどころに治った。

その「釼鎧護法」を本尊として祀られているもので無病息災、病気全快の霊験あらたかと言われている。



イメージ 1 釼鎧法堂参道
まるでお稲荷さんのように、奉納された赤い鳥居が続く。





イメージ 2 釼鎧法堂拝所
奥に本殿があり、
拝殿―本殿の神社様式だ。





イメージ 3 釼鎧法堂
「信貴山縁起絵巻」延喜加持の巻に記されている醍醐天皇の病を平癒した「釼鎧護法」を本尊として祀つられている。
無病息災、病気全快の霊験あらたかとか。






イメージ 4 「信貴山縁起絵巻」延喜加持の巻(部分)
重い病に患った醍醐天皇が勅使を遣わし、命蓮に祈祷を依頼する。
命蓮上人が病気平癒の祈祷すると
数日後帝の夢の中に、無数の釼を身に付け黄金の輪宝を廻し雲を呼びながら帝の枕元へ急ぐ釼鎧護法童子 が現れると帝の病はたちどころに治った。


イメージ 5

                                  案内図

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