ぶらりぶらり見て歩記

最初の目論見とは異なり、最近は寺社巡りが主になりました(^o^)

九州紀行

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奉神門から御庭に入る。正面に正殿が立っていた。

正殿は首里城の中心的な建物である。木造三階建てで一階は「下庫理(シチャグイ)」と呼ばれ、主に

国王自ら政治や儀式を執り行う場、二階は「大庫理(ウフグイ)」と呼ばれ、国王と親族、女官らが儀式

を行う場であった。三階は通気のために設けられた屋根裏部屋であった。

先の大戦を含めて過去4回焼失・再建を繰り返してきた。現在の正殿は1712年に再建され、戦前まで残っ

ていた建物をモデルに首里城正殿跡(世界遺産登録ー一部見ることができる)の上に復元したものであ

る。

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正殿の前に石造の阿吽一対の大龍柱が建っている。

龍は国王の象徴で正殿の柱、御座である「御差床(ウサスカ)」の前などに良く見かけられた。

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南殿・番所から内部にはいる。南殿・番所では9月15日までの予定で、「琉球王国の美ーうるしの世界」

と称して特別展を開催していた。

琉球漆器に使われた代表的技法(螺鈿、箔絵、沈金、堆錦)の解説を通して紹介していた。

2007年1月より公開している「書院、鎖之間」を通る。書院の前には琉球石灰岩を組んだ築山にソテツを

植え込んだ庭があった。

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正殿内部は赤漆一色だった。二階の大庫理(ウフグイ)」は正殿の中心である。

国王の座る「御差床」があり、その背後には漆に金箔で文字を表した3つの扁額が掲げられていた。

扁額(勿論復元である)の文言は中国皇帝から贈られた文書からとられたものだそうだ。

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中国や日本の影響をうけながら琉球独特の技術によって建てられた首里城。

その中心「正殿」近くには2つの御庭と呼ぶ広場がある。

一つは、「下之御庭(シチャウナー)」、もう一つは「御庭(ウナー)」である。

「漏刻門」を過ぎ、「広福門」を抜けるとそこは「下之御庭」だった。

御庭に入る前の広場で、御庭で行われる儀式の控えの広場として利用された。

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広福門を抜けると東側に「奉神門」が聳え、広場の中央に「首里森御嶽(スイムイウタキ)」が目に入る。


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西側奥から見る下之御庭
左手前の建物は「系図座・用物座」と呼ばれる保管庫、今は休憩所、案内書となっている。広福門はかくれて見えない。
中央奥は「奉神門」。「御庭」へ続く最後の門3っつの入口があり、中央の門は国王や身分の高い人だけが通れた。今は中央が主権者たる国民一般人の入口となっている。
その奥に建つ「正殿」や「南殿」の屋根の一部が覗いている
中央手前が「首里森御嶽」
右手の石垣から南は「京の内」と呼ばれる城内最大の祭祀空間だった。今は石垣だけだった。



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「京の内」の石垣から見る「広福門」(右手)、「系図座・用物座」(左手)
「広福門」の東側には戸籍を管理する「大与座」、西側には寺や神社を管理する「神社座」があったと言う。


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「京の内」の石垣の橋から「御庭」が俯瞰できた。
「御庭」は「正殿」や「南殿・番所」、「奉神門」、「北殿」に囲まれた首里城の中心的広場で、年間を通じて様々な儀式が行われてきた。
「南殿」は主に日本風の儀式や薩摩の役人たちの接待所
「番所」は首里城に登城してきた役人たちの取次所  現在は展示室
「北殿」は大臣に当たる「三司官」や多くの役人が務めた所。冊封使歓待やペリー提督の歓迎式(1853年)
に使われた。現在は展示・休憩コーナー、売店
首里城は14世紀末に創建された。

幾度か焼失したがその度に再建されてきた、中国や日本の文化も混合する琉球独特の城だ。

しかし、先の大戦で壊滅的に破壊されたが、1992年復元された。

守礼門を通り、琉球石灰岩を積み上げた城郭を目の前にすると、柔らかな曲線と高い石積みに何時来ても

驚嘆する。濠は一切なく、城郭は2重になっており、石門が要所、要所に高く建っていた。

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歓会門
首里城の正門 別名「あまへ御門」
中国皇帝の使者「冊封使」など、訪れる人への歓迎の意をこめて名前が付けられた
1974年復元竣工

守衛も琉球の服装をしていた


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久慶門(外側、内側)
別名「ほこり御門」。「ほこり」とは「喜び誇る」の意
城外へと続く出口に当たる門で、通用門として主に女性が利用していた

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龍樋と瑞泉門
龍樋は瑞泉門の手前にある泉。国王一族の大切な飲料水で、冊フ封使が訪れた代には宿泊先の「天使館」まで届けられた。
「瑞泉」とは「立派な目出度い泉」の意。門の前にある「龍樋」に因んで名付けられた。

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漏刻門
櫓の中の水時計で時刻を計ったことで名付けられた。
身分の高い役人も国王も敬意を表してここで加護を降りた。









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右掖門
「久慶門」より東に伸びた石畳の坂道のうえにある。

国王やその家族が暮らす「御内原」へと続く通用門








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木曳門
王朝時代の工事用通用門。普段は石をつめて、閉じられていた。
今は見学ルートの入口











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漏刻門辺りから城外を見る
首里城は丘の上にあり、直ぐ近くに海が広がっていることがわかる。
ここ数年の間に何回来たことだろう、この首里城及び周辺には。

那覇へくる度に、大抵来ている。

投宿するホテルから近いことに理由もあるが、幾度訪れても飽きることがないからだ。

守礼門

大概の観光客はここを通る入る。「守禮之邦」の扁額が掲げてあるから「守礼門」の名で知られている。

2千円札の図柄にもなっている。

入口辺りでは花笠を冠り、花柄の琉球衣装を着たご夫人が微笑んでくれる。

一声かければ、一緒に写真に入ってくれるし、撮らしてくれる。それが商売だからだ。

門の前の両脇には、夏の花、ブーゲンヴィリア、ハナチョウジ、ホウオウボクが満開だった。

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守礼門は4代尚清王(在位1527〜1555)に建てられた。正式には「上の綾門(ウィーヌアヤジョウ)」と言い、冊封使を首里城に迎える公道「綾門大道(アヤジョウウフミチ)」に設けられた門だ。なお、「下の綾門」は明治時代撤去された。
「守禮之邦」の言葉は中国皇帝からの文書にあった文言で、「琉球は守礼の邦と称するに足りる」と言うくだりから来ているそうだ。

園比屋武御嶽石門(ソノヒヤンウタキイシモン)

守礼門を過ぎると直ぐ左手にある石造りの御嶽(ウタキ=礼拝所)で、世界遺産に登録されている建築物

だ。

木製の門扉以外は全て木造建築を模した石造となっており、門背後の杜が御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖域

である。王が出御の時、道中の安泰をこの石門前で祈願したと言われる。

1519年尚真王が建てたが、沖縄戦で破壊された。

今のは、アメリカ統治時代の1957年再建したものである。

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首里森御嶽(スイムイウタキ)


歓会門から城内に入り、更に幾つか門を過ぎると下之御庭(シチャヌナー)に来た。

その中央に石垣に(玉垣と言った感じで)囲まれた木々の茂った箇所があった。

これが、首里森御嶽で城内にある礼拝所の一つで、琉球最古の歌謡集「おもろさうし」に数多く詠まれて

いるそうだ。神話では「神が作られた聖地である」としるされている。

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首里城には「京の内」など御嶽が数多くあり、聞得大君などの神女により王家繁栄、五穀豊穣が祈られ

たそうである。
玉陵(タマウドゥン)へは既に何度も訪れた。 いつも思うことだが、

沖縄へ来て首里城へ訪れる人は多いが、すぐ隣の、世界遺産、玉陵に足を運ぶ人は少ないようだ。

玉陵は1501年第二尚氏第3代の尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するため築かれ、第二尚氏の陵墓となり

2代と7代の王2名を除く歴代の王が葬られている。

先の大戦で大きな被害を受けたが、修復工事が行われ、往時の姿を取り戻して今日に至っている。

平成12年(2000)には世界遺産に登録されている。

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全体の造りは当時の板葺き屋根の宮殿を表した石造建築物となっている。
墓庭はほぼ中央で東西に二分され、清めのための珊瑚片が敷かれている。

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全面にレリーフが施された高欄がめぐっている。
墓室は三つに分れ、中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋、創建当初の東室は洗骨後の王と王妃、西室には、墓前の庭の玉陵碑に記された限られた家族が葬られた。

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中庭に建つ玉陵碑
この碑文は1501年に建てられたもので、玉陵に葬られるべき人々を規定したもの。
尚真王外8名の名が記され、この書付に背くならば”天に仰ぎ、地に伏して祟るべし”と結んでいるとのことだが、文字が良く読めなかった。


受付の裏手に史料館があり、玉陵について理解するためのパネルや出土品等を展示してあった。

日本には珍しい、石の建造物にただ圧倒された。

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