ものぐさオーディオの日記

古いオーディオ・真空管・管球アンプ・オープンデッキ

全体表示

[ リスト ]

7C5を挿してみた

イメージ 1
TU-8150に、ロクタルソケットからオクタルソケットへの変換アダプターを使って米国 SYLVANIA製 7C5を挿してみた写真です。

イメージ 2
7C5と付属してきたGE JAN6005Wを並べてみました。手持ちの7C5は、ソケットベースより上の部分は、ある時期のSYLVANIA製6V6と電極構造が同一です。SYLVANIA製に限らず、米国ないし西ヨーロッパで真空管全盛期に製造されたNOS球の6V6は非常に高価になりました。しかし、SYLVANIA製7C5は、秋葉原で、まだ@¥1000〜¥2000程度で売られていて、スロバキアJJ6V6Sやロシア製エレクトロハーモニクス6V6GTよりもむしろ安価です。ソケット足がオクタル(US、GT)でないから、そのまま使用できない事が理由です。

イメージ 3
ソケット足の構造はこの様になっています。ロクタルベースで、ロクタルソケットが適合します。実は、このロクタルソケットというのは、車載用途、航空機搭載用途で、振動やGなどの力がかかってもソケットから緩んだり抜けたりしないようにセンターピンでロックされるような構造になっています。トランジスターの機器が普及する前の1940年代から1950年代の米国の自動車や航空機などにラジオや無線機などに使われたものです。日本では、GT管からいきなりMT管になってしまい、ロクタル管は製造されなかったのであまり馴染みはないかも知れませんが、7C5は6V6とヒーター規格も含めて全く同じ特性です。何故、ヒーターが6.3Vなのに7C5なのかというのは、唯一の規格の違いとして、車、あるいは航空機のバッテリーがフルチャージされた時、ヒーター電圧が7V位にまで高くなってしまう事がありますが、7Vのヒーター電圧供給に耐えられるようになっているからで、正規のヒーター電圧は6.3Vで、6V6と全く同じです。尚、SYLVANIAという真空管メーカーは1980年代初め頃にPHILIPSに買収され、PHILIPS ECGになりました。

イメージ 4
これが、ロクタルソケットからオクタルソケットへの変換アダプターです。
秋葉原のクラシックコンポーネンツ http://userweb.pep.ne.jp/classic/ に在庫があります。@\1200でした。ネットの価格表には載っていませんので、メールか電話で問い合わせれば、通販でも対応してもらえると思います。

イメージ 5
アダプターを挿すとこんな感じになります。手持ちのSYLVANIA7C5は、10年くらい前に10本¥4000で売られていたのを20本まとめて買ったものです。だから@¥400だったという事になります。それが、TU-8150のレビューモニターになることで漸く日の目を見ることになりました。それにしても、真空管本体がソケットベースより安いなんて。笑っちゃいます。

当時購入したお店 アポロ電子http://apollodenshi.o.oo7.jp/ では、今日現在、7C5をペアで¥2200で販売しています。私の手持ちのと同じ物だと思います。現在の現行生産の6V6の価格を考えても、安くてお買い得なのではないでしょうか。

TU-8150に挿してみた音質的レビューを書いてみます。多極管接続、UL接続、三極管接続に繋ぎ変えて共通するのは6AQ5/6005Wの時よりも、音の輪郭がはっきりし、音が全帯域で明確な感じになる事です。多極管接続の歯切れの良さ、UL接続のバランスが良くややスパイシーな音質も魅力がありますが、好みはやはり三極管接続です。しなやかでほんのり潤いがあり、ボーカル帯域がはっきりしボーカルが前に出て来ます。チェロの音色も綺麗です。音が全体的にしっかり明確になるので、同じ三極管接続でも6AQ5に戻すとやや線が細くややひ弱な感じがしてしまいます。7C5は手持ちに20本も有る事だし、私はこの組み合わせを常用しようと考えています。

では、今日はこれで失礼します。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事