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STC 6V6Gを挿してみた

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TU-8150に、STC 6V6Gを挿してみました。英国STC社(Standard Telephones and Cables Ltd.)は、英国における公共通信部門とそれに関連する真空管製造をほぼ独占していた企業です。なので、STC社の製造した真空管はほとんどが業務用で、本来、一般に出回る民生用ではありませんでした。米国のWestern Electoric社と業務提携し、Western Electoric社の開発した真空管に相当する品種を英国で製造していました。例えば、WE300Bは、STC4300Aという名前でした。STC4300Bという真空管もありますが、こちらは1970年代に日本の商社がSTCにSTC4300Aの復刻版を造らせたものなので、実際に業務用で使われたものではありません。

このSTC 6V6Gも業務用です。 右はアダプターを付けた状態のSYLVANIA 7C5です。
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6V6は、1937年頃に米国で開発されました。効率の良い特性と音質の良さから、ラジオや電蓄の出力管に使われて普及したのですが、最初のものはメタル管でした。次いでG管と呼ばれるダルマ型のものになり、更に直管型のGT管に変遷していきます。STC 6V6Gは、GT管になる前の古いタイプのものです。でも、特性は6V6ですからTU-8150にも、そのまま挿して使えるわけです。尚、TU-8150は、6V6を使用する条件としては非常に軽い動作なので、STC 6V6Gの様な、ちょっと高価で貴重な真空管も安心して挿して使えます。

さて、その音質ですが、OPアンプにOPA2604APを使い、三極管接続で聴いてみました。非常に上品で余韻が綺麗な音質です。解像度はSYLVANIA 7C5の方が上でしょうが、女性ヴォーカルやヴァイオリンなどの弦楽器の音は、しなやかで美しいのが好印象で、やっぱり英国の真空管だなと感じました。

STC6V6Gは、現在、秋葉原でペアで¥15000位。SYLVANIA 7C5は、ペア¥2200〜¥4000位で、コストパフォーマンスを考えると、やっぱり通常使用はSYLVANIA 7C5になると思います。SYLVANIA 7C5の解像度の高い音も癖がなく良い感じなので、好みなのです。

TU-8150のおかげで、6V6や7C5の良さを再認識しました。もっと大型の6L6、6L6GCやEL34/6CA7、KT66、KT88など、傍熱型の真空管にも名管と呼ばれる真空管は多いですが、6V6族も音の良い真空管なんだなと。

本日はこのへんで失礼します。



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