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今日の新聞で、ライブドアで300万円損した人や100万円損した人の話が出 ていました。ライブドアの株価は696円から急落し、昨日現在で113円まで 落ちています。時価総額は7300億円強から1200億円弱まで低下しました。 ライブドアの株式はホリエモンとフジテレビの持分が約30%。内外の投信が 20%を持っています。残りが個人投資家ですが、ライブドア場合、個人株主 数は約22万人と言われています。 昨日、一昨日で出来高が5億株を超えていますから、個人株主については余 程小さな持分の方を除いて、売却されたと考えられます。これらの方が負 担した損失は約3000億円、個人投資家一人当たり約150万円の損失だった事 になります。 その中でも、かなり悲惨な一例が以下の例です。 なんと損失一億三千万円です。 この方の場合、丁度、ライブドア問題発覚の前日に信用で203000株を買い建 てていました。同時にブログを開設されています。ブログの題名は「株でも うすぐ一億達成」です。ライブドア買い建てまで、多分調子良く資産を伸ば されていたんだと思います。100万円から7000万円になったと書かれています。 この方の場合は、信用買いを全力でやる投資手法です。ライブドアの買い建 てだけで資産の2倍近く、細かくは書かれていませんが、ブログを読むと他 にも信用買いをやっていた様に見えます。 信用限度一杯に買い建てる事を信用の全力買い。信用取引の証拠金に、信用 取引で購入した株式を当てる事を信用の2階建てと言います。 購入した株式が上昇すると、証拠金が増加しますから、更に信用余力が増え ます。小さな初期投資で、大きな収益を上げられます。逆に株価が下がると 証拠金も減ってしまうので、すぐに追加証拠金(追証と言います)を入金する 必要が出てきます。 こういう手法は、上手く回転している時は、素晴らしく成績が上がりますが 一度、急落があると必ずと言って良いほど、資産を失ってしまいます。 遅いか早いかの違いがあるだけです。どんなに資産を積み上げていても、全 力で信用買いをやっていれば、ある段階で株価が30%程度値下がりすると、 その時点で資産がゼロになります。 この手法は、資産形成も早いですが、一度でも、失敗すると即市場から撤退 に追い込まれます。まさしくノーガードですね。100戦100勝する自信のある 方でないとできない手法です。 リスクを回避する手段は、信用の全力買い(信用の二階建て)をしない事につ きますね。 この方の場合は、もしライブドアで上手くいっていたとしても、いずれ負け
るべくして負けたんだろうと思います。 |
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相場の世界に新しいものはない。これは人間の理性が不変であるからだ、だから過去に起こった事柄は繰り返し起こることを確信する。
2015/5/22(金) 午前 1:17 [ たかし ]