環球閑話時事の徒然

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韓国軍:対空砲部品に不良、納入メーカーを捜査
防衛事業庁は不良品を摘発できず

納品した企業の代表を聴収

今年3月、忠清南道にある韓国軍の射撃場で、800発を射撃したエリコン砲(35
ミリ対空砲)の砲身固定部品が真っ二つに破損した。国防部(省に相当)は非
常態勢を発令し、韓国機械研究院が精密試験を行い事故原因を調査した。その
結果、問題の砲身固定部品は、基本的な熱処理がなされておらず、規格品に比
べ強度が大幅に劣る粗悪品だったことが判明した。

こうした不良部品が組み込まれたエリコン砲が79門も防衛事業庁に納品されて
いた事実が、19日に警察の捜査で明らかになった。このうち6門は、訓練射撃
の過程で部品に亀裂が入るなど、既に破損していた。エリコン砲は、低空侵入
する北朝鮮の戦闘機を撃墜できる対空防御火器だ。

ソウル地方警察庁広域捜査隊はこの日、不良部品79個を国防部に納品した疑い
で、武器メーカー「ネクスン」の代表を務めるアン容疑者(52)に対する取り
調べを行った。

警察によると、アン容疑者は、1998年から2004年までの間に計6回、米国の武
器仲介会社「TAC」の名義を偽造し、防衛事業庁(当時は国防部調達本部)が
実施したエリコン砲用部品の入札に参加、部品79個、48億8000万ウォン相当
(現在のレートで約3億6700万円)を落札した。

アン容疑者は、廃棄された砲身固定部品や精度の低い図面を釜山の機械メーカ
ーに渡して部品を製造した後、米国や香港へ密かに持ち出し、改めて輸入する
という手口で、TAC社経由での輸入を装っていた。

防衛事業庁は、こうした初歩的な手口にだまされ続けた。アン容疑者はTAC社
名義の入札資格を偽造、さらに各種の偽造契約書を利用して事業を落札し、
規格外の不良部品を納入したが、防衛事業庁はこれを摘発できなかった。

韓国軍に武器を納品しているあるメーカーの関係者は「国防部が基本的な確認
を怠ったということだが、通常の武器購入手続きではあり得ない」と語った。

そのため警察は、防衛事業庁の関係者らとの関連性についても捜査している。
エリコン35ミリ対空砲は、もともとはスイスのエリコン社が製造していた武器
で、70年代半ばに大統領府(青瓦台)など首都圏の近距離防空用として導入さ
れた。1分当たりの発射速度は550発で、けん引式対空砲の中では最も命中率が
高いとされる。

(朝鮮日報 2011/05/20)

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