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いつも拝見している双日総合研究所のエコノミスト吉崎さんのダイアリー に「相場いろはかるた」がアップされていたのでご紹介します。 詠み人しらずと書かれていますが、いろんな格言を集めたものですね。 このブログで紹介したものも多く含まれています。 [い] 陰陽はめぐりめぐりて循環す、陰極まりて陽となるなり [ろ] 論をたて相場の逆を張る人は、論に勝っても相場に敗れる [は] はじめから損する覚悟で相場せよ、思惑過ぎれば機会を失う [に] 忍耐し時期の到来まつが仁、あせって出れば負けと知るべし [ほ] 誉められる仕手は全盛の極みなり、人より先に提灯を消せ [へ] へ理屈をこねて自分の玉かばう、深いるばかりで損も見切れず [と] 獲った金儲けなりとて使うなよ、あずかったつもりで蓄えておけ [ち] チャンスは一瞬のうちに駆け巡る、先をよく読みはやく手を打て [り] 利乗り玉まよえば半分手仕舞いて、気分しずめて守れ福の神 [ぬ] ぬかるなよ見切りかんじん意地はるな、損して得とることもある [る] るいよりて集まる意見は時遅し、その裏道をふかく考えよ [を] 大相場小相場のみわけ肝心なり、損も利益もここにはじまる [わ] 割安と思えるときは買い時なし、割高のときに売り時なし [か] 買い玉の引かれたときに意地はるな、もどり少なく深手おうなり [よ] 寄りつきに呆けた相場は心せよ、気配かわるはおおくはこのとき [た] 建て玉の損益計算するべからず、利食い急げよ損は見切れ [れ] 連日のつづく相場にふたつあり、老いにつかず若きにつけ [そ] 相場ほど世に面白きものはなし、うまく当たれば億万長者 [つ] ついむかし底値百日というけれど、いまは機敏で反発も急 [ね] 値に惚れて売買するのは慎めよ、大相場にはきっと損する [な] なん人も見込みちがいはあるものよ、意地を張らずに出直すが勝ち [ら] 楽々と儲かるときは気を抜くな、千載一遇このときにあり [む] 無駄遣いするカネがあるなら相場せよ、長者になれる真の近道 [う] 売り方で引かれる間はながけれど、下がる相場は速きものなり [ゐ] 居座りて焦ると損は増すものよ、手数だけでも落ちつけば得 [の] 野も山もみな一面に強気なら、阿呆になりて売りの種まけ [お] 大相場見定めつけばついて行け、宝の山にともに登れる [く] クソ度胸だすはよけれどヤケクソに、ならぬように心おくべし [や] 山をみて谷のふかさを予測しろ、勇気をだしてドテン売り [ま] まだまだと人がいうとき利食いせよ、もうというとき心ゆるめるな [け] 怪我もせずおおきくなれる子供なし、失敗かさねて相場の達人 [ふ] 不手際でカネが減ったと悔やむなよ、預けてあると思えばすむなり [こ] 小相場のときは難平玉建てよ、チャブつかぬための小楯になる [え] 栄光の道はけわしくきびしくも、人より一歩の努力かさねよ [て] 天井買い底値突っ込みするなかれ、もどりをまつは損のもと [あ] あまるものに原価なし、相場なきものつねに知りおけ [さ] 三力がそろえば相場つよく張れ、資力・胆力・努力これなり [き] 気のむいた時は吉日躊躇するな、考えこめば出るときなし [ゆ] ゆとりある資金建て玉かなめなり、フルイ落としてダマシに勝つ [め] めでたくも春をむかえる心なら、引かれ玉にモチを食わすな [み] 見切るとき見切らず日々すごす、深入るばかりで損を見切れず [し] 仕掛けるに難平極めて玉建てよ、負けたときに苦労すくなし [え] 遠方の相場するひと利益あり、ちかく見ぬだけ迷いすくなし [ひ] 人の行く裏に道にあり花の山、いずれを行くも散らぬ間に行け [も] モウモウと思う相場はおく深し、損玉あればはやく手仕舞え [せ] 成功を急げは苦労絶え間なし、小さな玉から徐々に積み上げ [す] 掬うても掬うても尽きぬ金儲け、おくれるとても急ぐな急くな [ん] 運鈍根三つのみでは財つめず、勤勉倹約の二運を忘れるな [京] 強弱はいうより聞けよ相場道、きいて盆ありいうて得なし |
相場の格言
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珠玉の相場の格言です。格言を生かすも殺すも投資家次第ではありますが、知らないより知っていた方が良いですよね。格言に関する自分の経験も書いていきたいと思います。
安物買いの銭失い、安物は高物、価値あるものがものをいう 株価が低迷しているのは、それなりの事情がある。それを昔の価格と比べて、割 安だと判断して株を買うのは間違い。経済情勢の悪化や、テロなどの突発的大事 件が発生した場合、問題のある企業は影響を受けやすい。また、景気が低迷して いるとき、倒産する可能性が高いのは、問題のある企業である。倒産の危険性の ない優良株が、大きく下がったときにブランド品のバーゲンセールだと思って買 えばよい。鉄太郎さんの「株式売買研究」HPから http://www.tetukabu.com/ 株式投資でのよくある間違いがこれですね。株価が安値で低迷していたり、高値 銘柄が安くなって来た時に割安に見えて買ってしまうと言うケースです。また、 安値を付けていた株が上がって来た時に割高に見えてカラ売りをしてしまうと言 うケースもあると思います。 通常、株価が上昇する場合、銘柄に爬行性があり、特定の業種や銘柄群が先行し て上昇し残りの銘柄は遅れて上昇すると言う傾向にあります。 こういう時に、安値放置されていた銘柄が思わぬ高値をつけます。先行した銘柄 は既に持ち合いか下降しつつあります。そういう時に万年安値銘柄が高値を付け るのはおかしいとカラ売りすると言うケースです。こういう場合は、水準訂正が 完了する迄、上昇は終わりませんし、思わぬ人気が出る事もあるので注意すべき です。 本当にある銘柄が安値なのかどうかは、企業業績をしっかり分析し、それを同業
他社の株価とも比較して割安かどうかを判断すべきだろうと思います。また、株 価のサイクルの中で割安になっているケースもあります。安値をつけている原因 がどこにあるかをキチンと分析し、判断する事が出来れば、安物買いの銭失いに なる事はまずないと考えて良いのではないでしょうか。 |
推奨株は3日待て 「買い推奨株は3日待って、下がり始めたところをカラ売りせよ」と変更したほ うが、実利的であると思っている。鉄太郎さんの「株式売買研究」HPから http://www.tetukabu.com/ 株式投資の基本として、誰かが買い推奨した時は、その株を売りたいのだと解釈 すべきです。また売り推奨する時は、その株を買いたいのだと考えるべきだと思 います。 夕刊紙などで株式評論家が色々な銘柄を推奨しますが、ランダムに銘柄を選んで も50%は上がります。トレンドが明確な時は100%当たるかもしれません。しかし、 コンスタントに中期・長期保有する銘柄で当てる事は至難の業です。 昔話ですが、NTTの公募の時には、証券界が挙って買い推奨しました。今の株価を 見れば結果は明らかです。アナリストやコンサルタントがやる無責任な推奨程迷 惑なものはありません。 株式投資は孤独な作業です。楽しいものではありません。人の勧める銘柄を買う
のではなく、自分で研究し、自分で判断する事が大事なのです。 例え、間違ったにせよ、それは次の投資をする時の反省材料になり、ひいては投 資家の血となり肉となるのだと思います。 |
相場は明日もある 相場のサイクルに終わりはない。オランダのチューリップ相場のもっと昔から、 大小の違いはあるが、相場はバブルと暴落を繰り返えしてきた。チャンスがく るまで、あせることはない。「アシタがあるさ、アスがある ♪♪・・・・・」 と鼻歌を歌って待っていよう。鉄太郎さんの「株式売買研究」HPから http://www.tetukabu.com/ インデックスが思わぬ上昇を見せてくると、早く買わないと出遅れると言う心理 が働いて高値を買い進んでしまうというのは本当に良くある話です。 私も時々やってしまいますが、その結果として長期に亘って利益が出ず、泣く泣 く損切をせざるを得ないと言う事になります。 上昇途中から買いで参入する場合は、トレンドが形成されているかどうか、どこ で降りるのかを明確にしておきましょう。 逆張りの買いは長期で保有しても良いですが、順張りの買いは利益を確保して素 早く降りる事が肝心です。長期的に上昇するケースもありますので、早乗り、早 降りを繰り返すか、信用取引を使って、つなぎ売りを活用すべきだろうと思いま す。 もし、急な上昇時にキャッシュポジションが大きい時は無理な買いをせずに、そ のサイクルを見送る事も賢明かと思います。 相場は明日も明後日も開いています。焦った買い程怖いものはありません。こう
いう時はえてして周囲で大きな儲けが出たと言う声が飛び交うものですが、周り の雑音を気にせず買える時までゆっくり待てる心の余裕を持ちたいものです。 |
割高に売りなく、割安に買いなし 私の好きな本である「世紀の相場師ジェシー・リバモア」の中の言葉に「買い に入るのに高すぎるということはないし、カラ売りをするのに安すぎるという ことはない」がある。これと意味は同じである。 一般投資家は、PERなどから判断して、高くなりすぎていると思って売り向 かい、また、ここまで安くなるのはおかしいと思って買い向かうが、間違って いる。高いものは、もっと高くなる可能性があるし、安いものは、もっと安く なる可能性がある。鉄太郎さんの「株式売買研究」HPから http://www.tetukabu.com/ 株価が美人投票である事は、過去何度か書いてきましたが、これも同じです。 株価は適当な処で止まりません。上げすぎますし、下げすぎます。 同じ業績の会社が二社あったとしても株価が数倍違うと言う事が良くあります。 長期投資では、関係無さそうですが、購入した処が高値だった場合、何年たっ ても利益は出ない事になります。 短期、中期の投資では、余計にタイミングを計る必要があります。 むやみに高値での買い、安値での売りを怖がる必要はありませんが、撤退戦略 を十分に頭に入れた上で取引を行うべきだと思います。 永遠に上がる株も永遠に下がる株(但し会社が健全な場合)もありません。
ファンダメンタルで健全性と収益力を確認し、テクニカルで株価の位置を見極 めながら慎重に売買を進めるべきだと思います。 |



