祇園の細路地

東男が歩く京都花の路地

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GW・・って黄金のトイレじゃあないよ。
      砂金採りにでかける週間でもないよ。
         きらきら輝くような日が続く週の事だって
 
家でごろごろしたり、友人の船で釣りに出かけたり、おんぼろの隠れ家の普請に勢だしたり、約束の書き物に追われて終わるのが、毎年決まってのGWだったが、今年のGWは珍しく出かけようと緑の窓口に行ってみた。
なんと、希望する列車は一週間前にすべて満席になり、勿論、グリーンも指定席も皆無。
どうなってんの、と聞くと「GWは列車を利用して遠出をする」とか、GWこそのんびりゆったりと趣味で過ごすのかと思ったら、兄はからんや弟けしくりからんや大移動があるとか。
仕方なくフリー切符を買い列車の中でキャンセルを待つことになった。
およそ片道1100キロの新幹線の旅をすることになった。それにしても、なんでGWがこんなに混むのか不思議に思いながら、行き先にどんな展開が待ち受けているだろうかと、半分楽しみを思い描きながらフリー切符をながめている
 
食い気に色気・・・こいつがなけりゃあ死んだも同じ!
 
人の路には気が溢れている。
電気、空気、水蒸気、天気もあれば元気もある。
活気だ意気だ士気だ殺気だ、内気だ本気だ短気だ人気だと気が遠くなるほど気が溢れている。
無邪気だ和気だと“気”が後につく語字は限りない。
“気”が後に付くと、趣や様子をあらわす語字だと感じるが、先づけならどうなるか。
気宇、気炎、気質に気骨、気力や気絶、気勢に気配、いやあ、こちらもあるあるごまんとある。
良く見れば、どれもこれも、そこいらにごろごろ転がっている“気”だ。
人生、此の気がなくっちゃあ1日たりとも生きられないのに、気がつかない日々に平気でいられるのはどういう事だろうか。
宇宙の万物を生成する形而上の原理を「理」と言うのに対して「気」という資料があると宗教学者が言っていたが。鋭気、覇気、血気に毒気、もっとも宇宙は理と気の原理で成り立っていると言う朱子学があると言うから。
それにしても、人間道を永く活き続けたけりゃあ、こいつを忘れたらいかん!というのが、御存じの食い気と色気だそうだ。とくに色気を持って死ねば、その最後はにこやかな表情であるとか。
 
「あらっ!、オシャレ!」っと・・・・・、
 
 女将がのれんを挙げて入って来た客に突然叫んだ。
 カウンターの客は女将の顔を見たあと振り返り、一斉に入って来た客を見た。
 ピンクのボタンダウンの上に薄いグリーンのジャケットをはおった中年と老年の間
 ぐらいの男、うっすら白くなった顎鬚に黒縁の眼鏡をかけた伊達風の男が、片手を
 あげて女将を見ながら入って来た。
 女将の「あらっ!」と驚く声と言い、ダンディさといい、どう見ても一見さんには思え
 ない、悔しいが、かっこいい男が入って来た。
イメージ 1
 私鉄駅近くの飲み屋街からは離れた処に、色白のしなやかな感じの女将が営む
 小料理屋のカウンターには、私を含めて人畜無害の歳に見えながらも、なおも助
 ベー根性が垣間見える男達6人ほどが陣取っていた。
 
 男がカウンターのど真ん中に座ると、女将のお気入りのタイプだろうか、女将の声
 のトーンが急に上がったような気がして、六人の先客は女将と男の顔をかわるが
 わる見ては、ビールを呑んでいた。
 
 私より先に来ていた客は、私が入って来た事で女将との会話が途絶えていい気分
 ではなかっただろうが、男が入ってきた事で私と女将の会話も半減し気分は今い
 ち、 「女将!勘定・・!」・・・・風呂上がりの爽快の一杯がグリーン男でパ―になっ
 てしまった。
 
 テレビを見ながら考えた。
 オシャレを何故お洒落と書くんだろう、なぜ酒がつくんだろう、当て字でさしたる意
 味もないだろう、あの男のように身なりを良く見せようとするお洒落もあるが、ああ 言うおしゃれは私の好むところではない。
 気の効いた文句だとか、気の効いた仕草が本当のお洒落だろと、考えているうち お洒落の語源に思い付くことが無いまま眠くなってきた。 

掃除機で一掃

掃除機って便利なもんよ!
 
昔しゃあ、掃除機なんちゅうもんがねえから、箒?あいつで掃いたもんよ」
「そうよね」
「白いエプロンをかけて、手ぬぐいを頭に、箒で掃除している女、たまんね〜な、俺の嫁も可愛かったもんなあ、いまじゃあ婆も、爺さん邪魔じゃまだって、掃除機をぶんぶん振りまわすもんな、色気もなにもあったもんじゃあねえよ」
「女性のエプロン姿って私もすきよ」
「なんでも便利になりゃあ、いいってもんじゃあねえんだ、掃除機でがたがたする女より、シャッシャッって畳を掃くおんなの後ろ姿って、いいもんだなあ、たまんねえなあ・・・・・ママ、もう一杯くれ」
と、居酒屋でママを相手に爺ジが3人。
 
「ねえ、御きゃくさん、宇宙の塵を掃除する事が出来るんですって」
「あの、宇宙船のばらばらになったやつかい?」
「そうみたい、遠くから飛んでる塵になんか照射するんですって、当たると地球に落ちてきて燃えつきるんですって」
「へえ、すごいじゃん、科学ってのかい?学者の頭も進んだもんだなあ」
「何十万個って飛んでるみたいよ、宇宙船が塵に当たって怪我、じゃあなくって、なんて言うの、大事故?になるんですって」
 
時代が変われば居酒屋も宇宙の話にもなる。
「そんな何十万個もあったんじゃあ、打ち落とす方もてえへんだなあ、それよっか掃除機で吸い取っちゃえばいいのになあ」
「そうだよ、ダイソーで度でかい奴を作って吸い取っちゃえばいいんだよ」
「ダイソーかあ、軽くて具合がいいらしいで」
「よう、ママさんダイソーに電話しろよ、いい儲け話を教えてやっからって」
 
酒場の酒は老いを忘れさせ、残り少ない人生に生きがいと喜びを与えてくれるものだ。客に愛想のいいママ、初な手伝いの娘、こんな居酒屋は爺ジどもの極楽浄土だ。
 

医者の効言!

医者の一言が命を救う、
  “呑むなら酔うな、酔うなら呑むな!”
 
近頃、酒の量が減って来た。
50代の酒がおいしい頃、夜ぴて呑んだ量も半端ではなかった。
大びんビールで2本、2合徳利で7,8本、仕上げにワインを一本、なんてのは序の口、どっかと座って呑んだ伏見の酒は数えるのに時間がかかるくらいだった。
どんなに呑んでも、決して蟹歩きにならないのも、呑み人生自慢の時期だった。
イメージ 1
つい先日のことだった、バドワイザー中瓶一本を咽喉湿しにあけ、白ワインを3杯、暫くだべってから7:3麦のお湯割りを3杯のんで厠へ立った。
立って用を足しているとフラット来た、おや?なんだ?地震かな?
そうではなかった、酔ってしまったのだ。
生まれてこのかた、大好きなお酒で体を取られること等なかった。
厠の戸を閉めて出ると「あれ?酔ってらっしゃる?」と、タオルを手にした女の子のがいた。
カウンターに戻ると、我が身は自信喪失の状態になっていた。
私の師匠たる彼の赤ひげ先生が「酒は百薬の長、呑んでも酔うな、酔うなら呑むな」と、真っ赤な顔をして私の耳を咬むように言った言葉が思い出された。
そうか、酒を呑むと言う事はこう言う事なんだ、と先生の顔を思い出していた。

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