|
私は長崎の出身だ。
昔、原爆が投下された県。
投下された場所とはバスで2時間ほどの距離の街。
出身が長崎だと言うと、聞く人が居る。
「ご家族は被爆したの?」と。
夫の両親にも最初に聞かれた。
娘の会社の同僚でも聞いた人が居たそうだ。
長崎市内で育った人はどれほどの差別を受けたのだろうと今思う。
福島原発の頃枝野が毎日報告していた。
「これは人体には直ちには影響はありません」
どうしてそんな事が言えるのか。
それはABCCと言うアメリカの機関が原爆被害者の調査を長年していたからだ。
若い娘も全裸にしてすべてを調べた。
戦争に負けみんなモルモットになった。
その調査結果に基づいている。
だから長崎にはさすがに原発は無い。
この頃思う。
私も飛散した放射能に汚染された物を食べて育ったんだろうなと。
あの頃は生きる事に懸命で誰もそんな事は気にしなかっただろうが。
従兄たちが還暦を迎える前に死ぬのはそのせいではないかた思ったりする。
「私も放射能で長生きはしないかもしれない」
息子に言うとしばらく沈黙した後息子は言った。
「大丈夫、おじいちゃんは95歳、おばあちゃんはもうすぐ96歳だよ」
「放射能の影響は無いよ」
それでも兄も60過ぎで亡くなっているが。
原発は新しい被爆者を生んだ。
これから結婚差別が起きるのは間違いないと思う。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



