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明野のひまわり
女は自分が美しいと思いたいのかもしれない。
義母も自分が美人だと信じていた。
娘が産まれた時言った。
「まあ器量が悪い」
「明子さんのお母さんやお姉さんにそっくり」
「人間、顔じゃないと言うけどこんな顔じゃねえ」
この言葉を夫に伝えた。
「誰に似ているかなんて誰でも言う事だ」
夫は不機嫌そうに答えた。
娘は今はそんなに不美人ではない。
「アヒル口は今大流行」
そう言って喜んでいる。
義母は母より1つ上。
この時代の人って自信過剰だ。
美の基準が違うのだろうか?
義母は鼻が高いのが自慢。
鼻が低い母を馬鹿にする。
母は色白とスタイルがいいのが自慢。
23号の服を着る義母を馬鹿にしていた。
二人は目が大きく肌がきれいなのが共通点。
お互いに相手をブスだと思っている。
そんなに張り合うほど美人じゃないよと二人に言いたかったが。
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2012年09月17日
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