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 私がモノゴコロついて一番はじめに読んだコミックは・・・あの名作 『 ベルサイユのばら 』で

ございます♪ うちには姉が揃えた当時のマーガレットコミックス全10巻があったのです。

 小学校低学年だったのですが・・・コドモが読んで理解するには難しすぎました!

とくに後半はフランス革命までの政治の混乱がが重要なストーリーを占めるので、そんなの

理解できるわけがない・・・(><)


 ただ、コドモ心にベルサイユ宮殿の壮麗さやアントワネットをはじめとする貴婦人の衣装にうっとりし

『 ああ・・・この時代の貴族の娘に生まれたかった♪ 』 などと呟くおバカなオカッパ小学生だった

私・・・(^^;) 実際この時代の貴族にに生まれてたら革命や恐怖政治や亡命や・・・

どうなっていたかわからないのに!! おまけにお風呂にも入れないしね(^^;)


 当時の貴族は滅多に入浴せず、体臭をごまかすために香水が発達したそうです・・・。

国王ルイ16世でさえ、生涯の入浴回数は50回たらず!! 香水の研究をしてる暇があったら

お風呂に入ろうよ・・・(^^;)



 とにかく、池田理代子さんの 『 ベルばら 』 が大好きで、暗記するほど読んだ私・・・。

そんな小学生の私がある日、物置の児童書ばかりの本棚にこんな古びた一冊を見つけたのです。



       悲しみの王妃  ツバイク著  1972年初版  偕成社



 これを読み終えた私・・・目には怒りの炎が燃えたぎっていました!! 心で絶叫する私!!


   『 これはベルばらの盗作だーーーーーー!!! 池田理代子さんが可哀想・・・T−T 』

 

 オーストリアの巨匠、シュテファン・ツバイクを盗作者呼ばわりする日本のオカッパ小学生・・・

本当にスミマセンスミマセン・・・(><)



 シュテファン・ツバイク( 1881〜1942 )が 

『 マリーアントワネット 〜 一平凡人の面影 〜 』 を出版したのは1932年。 日本では

岩波文庫から出版されています。 伝記文学の最高峰だそうです・・・もちろん池田理代子さんも

誕生する、はるか以前です。

『 悲しみの王妃 』 はそれを子供向けにわかりやすく書かれたモノ。 ベルばらの盗作では

なく、児童書とはいえこちらが本家だったのです!! (><) スミマセン・・・


私は岩波文庫のほうを所持しているのですが・・・上下巻で歴史的事実にかなり肉薄しており、

結構難解です(><) 


 池田理代子さんが天才であり巨匠であるのは日本中が認めるところですが、20代でこの物語に感銘を

うけ、これをヒントにして 『 ベルばら 』 を描き上げてしまうなんてスゴイ!!

 しかもツバイクの歴史的事実を元にご自分の創作フィクションを織り交ぜ、実在の人物

( ロザリーやジャルジェ将軍、ポリニャック夫人 ) までも うまくフィクション部分に取り入れ

独自の世界を作ってしまうなんて!! すごい・・・すごすぎる!! 当時20代の女性に

こんなことが!! 

 その手法は、ベルばらの続編 (?) ともいうべき 『 エロイカ 』 でも発揮されていますよね

・・・とにかくすごい才能だと思います(><)



 さて、うちの物置の 『 悲しみの王妃 』 は残念なことにとっくに消失してしまいました。

偕成社のホームページで調べたこともあるのですが、さすがに絶版のようでした。


 もう一回読みたい・・・(><)と思って探していたらなんと!! うちの近所の図書館に

あったんです!! 絵柄も文も遠い昔の記憶と一緒〜♪

 多分もう絶版だし・・・中身をちょこっとご紹介してもいいですよね?(^^;)


     表紙・・・お輿入れでマリア・テレジアと別れを惜しむアントワネット。
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     フランス皇太子妃になったアントワネットは国王の愛妾デュ・バリー夫人を

     無視という形で攻撃! ベルばらといっしょ〜( ←当たり前だ^^; )

     『 今日は ベルサイユは 大変なひとですこと。 』

     この一言でアントワネットは敗北するんですけどね。
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処刑前夜、世話係ロザリーのスープをいただくアントワネット。

     『 ベルばら 』でも原作でも涙なしには読めません・・・(><)
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 ベルばらを 読んだあとに ツバイクの 『 マリーアントワネット 』 を読むと、池田理代子さん

がいかに原作に忠実に、歴史的事実を壊さずにフィクションを織り交ぜ、そしていかにシュテファン・

ツバイクを尊敬し敬意をはらっているかがよくわかり、大変興味ぶかいです。


 ベルばらは大好きでもこちらはまだ読んだことなかった! というかたがいらっしゃいましたら

ぜひおすすめいたします!!

 
 ルイ17世生存説にまで少しふれていたと思います。 ベルばらファンには新たな発見が

発見があるかもしれません・・・(*^^*)

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閉じる コメント(6)

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小学生の頃は、ストーリーより、オスカルやドレスに憧れて漫画を読んでいた気がします。
大人になって、ストーリー重視で読み返してみるのもいいですね。

2008/8/28(木) 午後 9:28 ハムリン 返信する

ハムリンさんご訪問有難うございます(*^^*)
ベルばらはホントにあの当時のフランス史の勉強に
なりますよね♪
それにしても、ハムリンさんますます同世代の香り〜♪

2008/8/29(金) 午後 3:51 Kaorin 返信する

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え〜〜!私も初めてこの本を拝見いたしました^^
とても素適な児童書ですね〜!早速探してみますね〜!
池田理代子さんが原作に忠実に、そしてシュテファン・ツバイク氏を尊敬されていたことは知っていましたので、
この本を早く読みたいです〜^^紹介して頂いて有り難うね〜!

2008/8/29(金) 午後 7:48 brucewi35 返信する

Friendさん、ご訪問有難うございます(*^^*)
児童書とはいえ、ベルばらファンにはたまらない一冊ですよね♪
70年代の児童書は素晴らしいものが多く、うちの本棚は
宝の山だったのに・・・すべて消失させてしまったのが
悔やまれます〜〜(><)
なんとかオークションや古本屋さんなどでゲットできないか
頑張ってみたいです♪TBさせて頂いて有難うございました♪

2008/8/30(土) 午後 1:38 Kaorin 返信する

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あぁ〜私が持っていたのは、これです!!!
私の、フランス革命の原点!

これを読んだ後にベルばら漫画を読んだので、
フィクションとノンフィクション部分が面白かったのを
覚えています。

画像つきで、ありがとうございました!

2013/2/3(日) 午前 1:37 [ 雪穂 ] 返信する

yuk*ho*013様、ご訪問有難うございます〜♪
この本、この記事を書いたときは図書館で借りて
書いたんですけど、縁あっていまうちにあります!
『○○区立○○図書館リサイクル本』と、どんとシールが
貼られているのが笑っちゃうんですけど(^^;)
以前、オークションに出ていたのを見かけたことがあります。
また、ご縁があるといいですね!

2013/2/26(火) 午前 9:20 Kaorin 返信する

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