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相次ぐ政権不祥事・日本国議会政治の危機

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融通手形

融通手形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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融通手形(ゆうずうてがた)とは、決済を必要とする現実の商取引がないにもかかわらず、振り出される手形である。商業手形対義語。通称、「ユウテ」と呼ぶ。

本来、手形が振り出される場合は、手形とは別個に、売買契約が存在して代金債務が発生している等、手形による決済を必要とする現実の商取引である原因関係が存在する。その場合、手形金支払の債務と代金支払の債務が並存することになるが、手形について手形金の支払がなされることで、代金債務についても支払を受けたことになる。
しかし、融通手形の場合は、原因関係が、現実の商取引に基づく権利関係ではなく、融通契約である(原因関係が不存在なのではない)。現金を必要とする被融通者が融通者との間で融通契約を結び、手形による決済を必要とする債務はもともと存在しないのに、手形を振り出して、それを手形割引等で現金化して消費し、手形の満期までに支払のための現金を準備して手形の支払に充てることになる。


最近の倒産事件に良く見かけるのは、融通手形の濫発です、融通手形とは、商品の売買がないのに振出される手形の事です、いわゆる空手形です、受取人はこの手形を銀行等第3者の所へ持って行って、手形を割引いて貰い金を借りるのです。

金融の為に手形を融通するので、融通手形と呼ばれています、世間で手形を貸したとか借りたとか言っているのは融通手形の事なのです、銀行から借金が出来なくなった会社が取引先や友人に手形を貸して欲しいと頼んで、融通手形を振出して貰います。

そして、融通手形を銀行へ持って行って割引くと資金が出来ますので、信用のなくなった会社にとって格好の資金調達手段です、取引もないのに手形を振出して貰って、これで資金を作れるのですからこんな便利なものはないのです。

しかし、便利な物には落とし穴があります、融通手形の支払期日が来るとそれを借りた会社では資金を作って取引先や友人に渡し、取引先らはその金で手形を決済します、手形を借りた会社が商売がうまくいって融通手形を決済する資金を準備出来れば問題は起こりません。

しかし、元々資金繰りに苦しい会社が融通手形を決済する資金を常に準備出来る筈はありません、そのうち、資金が続かなくなって融通手形を決済出来なくなり倒産してしまいます、すると、この手形を割引いた銀行は振出人に請求します。

振出人は頼まれて手形を振出しただけで、商品の売買のない融通手形であると抗弁した場合銀行等3者に対抗できるでしょうか、これは出来ないのです、振出人と受取人が融通手形である事が分かっていても、これを第3者には対抗出来ないのです。

第3者が融通手形であることを知らない善意者であろうと、融通手形であることを知っている悪意者であろうと、振出人の融通手形の抗弁は成立しないのです、そうしますと、銀行等から手形上の権利を行使されますと、振出人は拒絶できないのです。

好意で手形を貸してやったにも拘わらず相手が倒産すると振出人は手形を決済しなければなりません、商売上の取引がないのに手形を振出したのですから、その手形を決済するのは大変な事です、融通手形が決済できないとこの会社も連鎖倒産の憂き目を見る事になります。

又、融通手形をお互いに振出すというのも世間では良く行われています、資金繰りに苦しい会社同士が互いに融通手形を発行し合うのです、これは「書合手形」とか「馴合手形」とか呼ばれています。

こういう場合は互いの信用力を利用しあっていますので、一方が倒産すると必ず他方も倒産します、自分が振出した手形を相手が振出した手形との2通とも決済しなければならなくなり、資金が続かなくなって倒産するのです。

銀行から借入れが出来なくなって融通手形を利用しなければ事業をやっていけないという状態になった時は、既にその会社は倒産の危険をはらんでいると言っても過言ではありません。

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