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昨日、大島ミチルさんを取り上げたので、今日はもう一人、日本の女性作曲家を取上げることにしましょう。その作曲家に、城之内ミサさんを選ばせてもらいます。実は昨日取上げた大島ミチルさんは、私の中では城之内ミサさんのことを思い浮かべていたのでした。写真を拝見して、あれッと思いましたが、人違いだとは露知らず、です。お恥ずかしい限りです。
それにしても女性作曲家は実に少ないんですね。もちろんポップスの中には錚々たるコンポーザーがいますが、クラシカルな音楽ではやっぱり少ないですね。奇しくも大島ミチルさんと城之内ミサさんは同学年という間柄(といえる関係かどうかはわかりませんが)。ウィキペディアで映画音楽のカテゴリーを検索してみると、70名くらい連なった作曲陣の中で、女性としては他に同姓同名の菅野洋子さんがお二人、冷水(しみず)ひとみさん、中村幸代さんの名前が出ている程度です。
二人の菅野洋子さんのお一人は、主にCM、アニメ、ゲーム、ドラマ、映画の音楽を手がけている方で、もう一方は作曲家であるとともに即興ピアニストとしてご活躍中の由。同姓同名の上に、宮城県出身、早稲田大学卒業という経歴まで同じだとか。冷水さんは、「ウォーターボーイズ」で2002年日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞され、中村幸代さんは「金曜日の恋人たちへ」(TBSテレビ2000)のサウンドトラックなどを手がけておいでのようです。いずれ機会があれば取上げさせていただきたいと思います。
閑話休題。城之内ミサさんです。お顔を改めて拝見すると、ナルホド、このお方がそうでした。何かの映画音楽を手がけられたときに始めて知るようになりましたが、その映画が何であった思い出せず、とうとう調べ切れませんでした。城之内さんの異名は、「劇伴の女王」。「げきばん」と読むんだそうですが、映画やテレビドラマ、演劇で流れる伴奏音楽のことをこう呼ぶのだそうです。
城之内さんのプロフィールを読むと、オリジナルアルバム『Theatre MJ』で、国立パリ・オペラ座管弦楽団による演奏で自作のシンフォニーを指揮したことが書かれています。同楽団を指揮したのは、日本人では、小澤征爾さんに次いで二人目で、女性では世界初の快挙とあります。
また、ヒーリングミュージックの先駆けであり、2006年8月にユネスコ(UNESCO)より作曲家、指揮者としては日本人で初めてUNESCO Artist for Peace(平和芸術家)に任命されたとも。ときどきコメンテーターとしても拝見しますね。何はともあれ、数少ない日本の女性作曲家として、これからの益々のご活躍に期待しております。城之内さんの作品はコチラで。
<Missa Johnouchi - Moon Beach>
http://www.youtube.com/watch?v=r-XzP7G9Y6A
<Missa Johnouchi - Kataribe (Story Teller)>
http://www.youtube.com/watch?v=v3ZXzFaERJM&feature=related
城之内 ミサ(1960年12月23日-)は、「作曲家・シンガーソングライター。テレビ、映画などのテーマソングなどを多く手がけ、別名『劇伴の女王』。大学在学中から、テレビドラマ、映画音楽の作・編曲など、プロとしての活動を始める。1988年「あの頃」でデビューする。テレビドラマの劇中歌などの作曲では、『3年B組金八先生』などが有名」。(ウィキペディア)
詳しくはコチラから。
<城之内ミサ - TAKUMI NOTE>
http://www.teichiku.co.jp/artist/missa/
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