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取り上げるのが前後しましたが、今日は日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞した池辺晋一郎さんにスポットを当てます。池辺さんといえば、2009年3月末まで司会者を務められた「N響アワー」(NHK教育テレビ)でお馴染みですね。
受賞作は「劒岳 点の記」(2009年、木村大作監督)ですが、ウィキペディアによれば、「クレジットでは『指揮』となっており、木村さんが選曲したクラシックの曲を仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏するのを指揮した」とだけ書かれていますが、まさかオリジナルサウンドトラックがなくて本賞の受賞はありえないと思いますが。
ここで改めて池辺さんの映画での仕事を追ってみると、作曲家として交響曲、ピアノ協奏曲、吹奏楽、オペラ、邦楽と多岐に渡る作品を書いておられますが、群を抜くのが合唱曲なんですね。が、ここでは映画音楽に注目します。映画の世界においても次のような充実振りです。
<黒澤明監督作品>「影武者」(1980年)、「夢」(1990年)、「八月の狂詩曲」(1991年)、「まあだだよ」(1993年)
<今村昌平監督作品>「復讐するは我にあり」(1979年)、「楢山節考」(1983年)、「うなぎ」(1997年)
<実相寺昭雄監督作品>「D坂の殺人事件」(1998年)、「姑獲鳥(うぶめ)の夏」(2005年)
<篠田正浩監督作品>「瀬戸内少年野球団」(1984年)、「少年時代」(1990年)、「スパイゾルゲ」(2003年)
<その他>「流転の海」(1990年、斎藤武市監督)、「バルトの楽園」(2006年、出目昌伸監督)、「監督・ばんざい!」(2007年、北野武監督)
手がけられた作品はそのほとんどがノミネートされ、1985年第8回で「瀬戸内少年野球団」、1991年第14回「少年時代」、「夢」、「流転の海」で最優秀賞を手にしておられます。今回は三度目の受賞ということになりますが、何はともあれ、受賞おめでとうございます。
<池辺晋一郎 - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%BE%BA%E6%99%8B%E4%B8%80%E9%83%8E
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