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今朝未明にFMから流れてきたのが、セックス・ピストルズの「Anarchy In The UK」でした。ロンドン・パンクの先駆者である彼らの1977年のこの曲は、19歳であった私にとっても衝撃的ではありましたが、破壊的で粗雑な音楽として全く興味がありませんでした。それが今日たまたま流れたこの曲に、私は美しさを感じました。不思議ですね。
<Sex Pistols - Anarchy In The UK 1976>
http://www.youtube.com/watch?v=0TZ_9-rbslo
ロックとは何か?について時々考えることがありますが、いつも答えを見出せずにいます。今日、その問いに答えを見つけるためにネットで検索してみると、サバイバーズ・サークル「SLAN」の佐上令さんという方のサイトに、まさにこの問いへの答えの一つがありました。
〜ロックとは、ポップ音楽の鬼子として生まれ落ちた、変革のための音楽であり、そうした志向を持たない音楽は、それがたとえ、どれほどロック的アティチュード/コンテキストを利用していようが、断じてロックではない、と断言する。
けっきょくのところ、ロック音楽は、先進国が高度資本主義化していく過程で生まれる、徒花のようなものだったとも言えるだろう。高度資本主義化が進行し、社会が成熟していく過程で、当然の帰結として、さまざまな軋轢が、その社会の内部に生じる。
ロック音楽は、その軋轢の様相・実相や、そこに生じる葛藤を表現したものだ。したがって、その軋轢が、新たな社会構造に吸収され、収束してしまえば、ロック音楽も消失していくのは不可避であり、必然なのだ。〜
<ロックとは何か?>
http://slan.or.tv/texts/rock.html
ナルホドと、頷けました。こうした意味で、米国で生まれ、英国で育ったこの音楽は、既にその意義を失ってしまったのかも知れず、一方でまた、生まれているのかもしれません。社会変革のための徒花としての音楽。セックス・ピストルズの音楽はまさにそのような存在だったのですね。ウィキペディアには彼らに関して、次のような解説があります。
〜大手音楽レーベルやイギリス政府、果てはイギリス皇室までを標的にした歌詞、破れた洋服を安全ピンで留めるファッション、短くカットされツンツンに立てられたヘアスタイル、TVや雑誌のインタビューで SHIT,FUCKを連発するといった人を小馬鹿にした態度などが、不満を抱えた労働者階級の若者たちから絶大な支持を得るようになる。〜
<セックス・ピストルズ - Wikipedia>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA
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