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アカデミー作曲賞史上、連覇を果たした作曲家としては、先日この取上げた、1991年、1992年のアラン・メンケンと2005年、2006年グスターボ・サンタオラヤがいます。しかし同年に「劇映画作曲賞」と「編曲・歌曲賞」のダブル受賞を果した作曲家がおりました。1973年、シドニー・ポラック監督の「追憶」で「作曲賞」を、ジョージ・ロイ・ヒル監督の「スティング」で「編曲・歌曲賞」を受賞したのがマーヴィン・ハムリッシュです。ご存知の方、多いのでしょうか。相変わらず浅学の私は、はじめて聞く作曲家でした。
「The way we were」、「追憶」と翻訳されたこの映画の主演であり、主題歌も歌ったバーブラ・ストライサンドの演技、歌声は絶品でした。この人が書いたんですね。楽曲は、バーブラ・ストライサンド17枚目のシングル。作詞はアラン・バーグマン(Alan Bergman)とマリリン・バーグマン(Marilyn Bergman)夫妻、作曲がマーヴィン・ハムリッシュ、その人であったとは、恥ずかしながら、今日知った次第です。
<The way we were>
http://www.youtube.com/watch?v=GNEcQS4tXgQ&feature=related
そして、もうひとつの受賞作が、こちらは作品としてもアカデミー賞を受賞した「スティング」です。本作のテーマ曲、「ジ・エンターテイナー(The Entertainer)」は、あまりにも有名ですが、原曲は1902年にスコット・ジョプリンによって作曲されたピアノのためのラグタイム楽曲なんだそうです。この曲をマーヴィン・ハムリッシュが編曲しての受賞となっています。そういえば、「追憶」も「スティング」も主演は、ロバート・レッドフォードですね。
マーヴィン・ハムリッシュの出世作は、1975年7月25日に初演されたブロードウェイミュージカル「コーラライン」。マイケル・ベネット原案、振付、演出。この舞台の音楽を手がけたのがマーヴィン・ハムリッシュでした。この舞台は、1985年にリチャード・アッテンボロー監督によって映画化されていますが、私はきっと観ていないと思います。マイケル・ダグラスが出演なんですね。
マーヴィン・ハムリッシュ (Marvin Hamlisch、1944年6月2日 - )は、「アメリカニューヨーク出身の作曲家。エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞、ピュリツァー賞をすべて受賞した人物はハムリッシュとリチャード・ロジャースの二人しかいない」。(ウィキペディア)
マーヴィン・ハムリッシュが手がけた作品で私が観た映画は、この二作に加え、「007 私を愛したスパイ」(1977)、「普通の人々」(1980)がありますが、ウィキペディアによれば、他には次のような作品があります。
「ペニーズ・フロム・ヘブン」(1981)
「ソフィーの選択」(1982)
「スリーメン&ベビー」(1987)
「恋のためらい/フランキーとジョニー」(1991)
「マンハッタン・ラプソディ」(1996)
<マーヴィン・ハムリッシュ サントラ・パラダイス 映画音楽>
http://soundtrackparadise.com/Hamlisch.php
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