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先日、ジョナサン・ラーソンという作曲家のことを知りました。その彼が、「RENT」というミュージカルを7年がかりで作り、その初日を迎える日に突然亡くなっていたという話に興味を惹かれ、先程DVDで2005年に製作された映画版を観ました。日頃ミュージカル映画はほとんど観ませんが、いい作品だと思いました。特に、冒頭に登場する「Seasons of Love」というゴスペルがいいですね。
「525,600 minutes」と連呼されるこの曲、一年を「分」で言い換えたものです。まずは、この曲を聞いてみてください。
Seasons of Love - Rent (Music Video)
http://jp.youtube.com/watch?v=hj7LRuusFqo
RENT (レント)は、1996年に初演されたブロードウェイ ミュージカル。初演から12年目に入ろうとする2008年1月現在においてもネダーランダー劇場で上演が続いており、現在上演中のブロードウェイ ミュージカルとしては、『オペラ座の怪人』に次いで第二位、歴代でも第七位のロングラン公演記録を更新中ということですから、知る人ぞ知る人気ミュージカルだったんですね。
以下、ウィキペディアから再編集して引用します。
「1989年12月24日からちょうど一年間のニューヨークのイーストヴィレッジが舞台。元ロックミュージシャンのロジャーと、ルームメイトで自称映像作家のマークは、家主のベニーから滞納している家賃(レント)を払うか退去するよう求められる」。
「彼らを中心に、ゴーゴーダンサーのミミ、大学講師でハッカーのコリンズ、ストリートドラマーでドラァグクイーンのエンジェル、アングラパフォーマーのモーリーン、ハーバード大卒エリート弁護士のジョアンらが、貧困と病魔に苛まれる日々の生活の中にも愛と生きることの喜びを見いだしていく」。
「彼らの中にはゲイやレズビアン、ヘロイン中毒、そしてHIV陽性の者もおり、こうした登場人物たちによって、1980年代終わりのニューヨークの世相と、今では失われた『ボヘミアン イーストヴィレッジ』の世界が鮮やかに描かれていく」。
RENT (レント)は、「プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』の甘く美麗な世界 (1830–31年のパリ・カルチエラタン) を、現代の粗暴な喧噪の中 (1989–90年のニューヨーク・イーストヴィレッジ) に置き換えるという構想のもと、ジョナサン・ラーソンが作詞・作曲・脚本を担当し、ほぼ独力で書き上げたミュージカルである」。
「1996年2月13日、オフブロードウェイのニューヨーク・シアター・ワークショップで開幕、好評を博し、同年4月29日にはブロードウェイに舞台を移して大成功を収めた。同年度のトニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀オリジナル作曲賞、最優秀助演男優を受賞、またピューリッツァー賞ドラマ部門でも最優秀作品賞を受賞するなど、数々の栄冠に輝いた」。
「RENTは、音楽的には『X 世代』や『MTV 世代』のロックミュージックと伝統的なブロードウェイ ミュージカルとの融合を意図したものであり、またプロットとしては、現代都市社会のさまざまな若者の生き方を基調としている」。
「エスニック マイノリティ (少数民族)、セクシャル マイノリティー (性的少数者)、麻薬中毒や HIV/AIDS などいった、それまでの主流派ミュージカルでは敬遠されていた人々や題材を幅広く取り上げている点でも画期的な作品である」。
「RENT が「伝説」的な人気を得るようになった理由のひとつに、原作・作詞・作曲・脚本を手がけたジョナサン・ラーソン本人の「神話」があげられる。ラーソンは七年の歳月をかけて彼の最初のミュージカルであるこの大作を書き上げたが、その開幕を目前にしたプレビュー公演初日の1996年1月25日未明にマルファン症候群を原因とする胸部大動脈瘤破裂によって35歳の若さで急逝した。なお RENT には熱狂的なファンが世界中に多く存在し、彼らは『レントヘッド』と呼ばれている」。
「ジョナサン・ラーソンが RENT のために書いた曲は300曲にものぼるという。最終的にそのうちの42曲が舞台に登ったが、これは通常のミュージカルを構成するのが15〜25曲であるのと較べると格段に多く、RENT はまさにオペラの様相を呈しているといえる」。
「RENT の音楽は、個々の歌のスタイルが非常にバリーションに富んでいることが特徴的である。例えば、“Rent” はロックンロール、“One Song Glory” はバラード、“Light My Candle” はチャチャ、“Today 4 U” はディスコ、“Tango: Maureen” は文字通りタンゴ、“Out Tonight” はポップ、“Santa Fe” はR&B、“La Vie Boheme” は典型的なショーチューン、“Seasons Of Love” はゴスペル、“Without You” はフォークと、それぞれ異なるスタイルで書かれており、これらをすべて一人で書き上げたジョナサン・ラーソンの非凡な才能がうかがえる」。
「ニューヨーク・シアター・ワークショップを通じて助成金がおり、RENT が本格的なプロダクションとなるまで、ジョナサン・ラーソンは軽食レストランでウェイターとして働き、細々と生活を支えながら RENT を書いていた。そのレストランにある日見習いウェイターとしてやって来たのが、後にコリンズ役を演じることになる、ジェシー・L・マーティンだった。またニューヨーク・シアター・ワークショップのチケット窓口でアルバイトとして案内やチケット販売などの手伝いをしていたのが、後にマーク役を演じることになるアンソニー・ラップだった」。
「RENT 冒頭でロジャーが歌うバラード “One Song Glory” は、以下の歌詞で始まる。
One song, Glory, One song, Before I go, Glory, One song to leave behind...
(一曲の栄光、ただ一曲、ぼくが逝く前に、栄光、それは一曲の名曲を残すこと...)
この歌は、死期を悟った者でしか表わせないような純粋な悲壮感と切望感に満ちている。このことから、多くの RENT ファンはこのロジャーにラーソンの姿をだぶらせ、ラーソンは自らの死の前にただ一編の名作ミュージカルを残そうとしていたのではないかと推測するのである。これが『ラーソン神話』と『RENT 伝説」の元となった』。
ジョナサン・ラーソン (Jonathan Larson, 1960年2月4日 - 1996年1月25日)は、「アメリカ合衆国の作曲家。『tick, tick... BOOM!』(1990年) や『RENT』(1996年) などのミュージカルを書いた」。
特に RENT は、ラーソン本人がその開幕を目前に控えた初日当日の未明に循環器系の疾患で急逝するという悲劇に見舞われながらも、同年度のトニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀オリジナル作曲賞、最優秀助演男優を受賞、またピューリッツァー賞ドラマ部門でも最優秀作品賞を受賞した」。
<Seasons Of Love>
COMPANY
525,600 minutes, 525,000 moments so dear. 525,600 minutes - how do you measure,
measure a year? In daylights, in sunsets, in midnights, in cups of coffee. In
inches, in miles, in laughter, in strife. In 525,600 minutes - how do you
measure a year in the life?
How about love? How about love? How about love? Measure in love. Seasons of
love.
SOLOIST 1
525,600 minutes! 525,000 journeys to plan. 525,600 minutes - how can you measure
the life of a woman or man?
SOLOIST 2
In truths that she learned, or in times that he cried. In bridges he burned, or
the way that she died.
COMPANY
It’s time now to sing out, tho the story never ends let's celebrate remember a year in the life of friends. Remember
the love! Remember the love! Remember
the love! Measure in love. Seasons of love! Seasons of love.
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