「a song for you」の可能性を求めて

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作詞家/LYRICS

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昭和40年代後半から50年代を核として、作詞家生活が今年40周年を迎えた阿久悠さん。その作詞した作品は5,000曲以上に及ぶそうです。作詞単独で陽の目を見ることはなかなか難しい。やっぱりメロディあっての楽曲ですが、それでも阿久悠さんがつむぎ出した世界は多くの人の共感を得ました。

一日100本のヘビースモーカーで、コーヒー好き。「酒は止められるが、タバコは止めらない」と思っていたけど、新築の病院に入院することになって、「ヤニをつけちゃ不味いな」としばらく控えていて、そのまま「奇跡的」に止めたそうです。阿久悠さんが書いたエッセイなどを読むと、もしお会いすることができていたら、結構私と話が合ったのではないだろうかと勝手に思ったりしました。

阿久悠さんが作った歌謡曲の黄金時代をもっとも象徴するチャートがウィキペディアに記されていました。それは昭和52年のことでした。

「1977年12月3日付けのオリコンシングルチャートでは、阿久悠作詞の楽曲が100位までに17曲チャートインした」。

1位 - ピンク・レディー『ウォンテッド』
4位 - 沢田研二『憎みきれないろくでなし』
6位 - 岩崎宏美『思秋期』
10位 - 桜田淳子『もう戻れない』
11位 - 新井満『ワインカラーのときめき』
12位 - 石川さゆり『暖流』
13位 - ピンク・レディー『渚のシンドバッド』
14位 - 西城秀樹『ボタンを外せ』
20位 - ささきいさお『宇宙戦艦ヤマト』(アニメソング)、
24位 - 石川さゆり『能登半島』
26位 - 沢田研二『勝手にしやがれ』
36位 - CHAR『気絶するほど悩ましい』
47位 - 石川さゆり『津軽海峡冬景色』
48位 - 岩崎宏美『熱帯魚』
49位 - 新沼謙治『ちぎれたペンダント』
54位 - 森田公一『過ぎてしまえば』
79位 - ピンク・レディー『カルメン'77』


阿久悠さんが書いた、おそらく最後の文章が、毎日新聞の連載コラム「阿久悠 書く言う」での6/10付の次の文章だと思います。病床にあって国を憂う気持ちが伝わってきます。

<国会が荒れるということは荒れる人間を選んだ人がいたということ>

国会が乱れている。国会が乱れているということは、国全体が乱れているということである。主権者であるとされている国民は、国会が乱れてくると、誰もかもが困ったものだと議員たちを責めるが、その議員たちを自分が選んだ反省を口にする人はいない。

主権者が突然傍観者になり、評論家になるのである。「私が一票投じた人があんな悪いことをして、まことに申し訳ない」と泣いた主権者を見たことがない。これでは永久に民主主義は機能しない。

国会が乱れているどころか荒れている。現職の農林水産大臣が自殺した。終戦時の阿南陸相を除いては、戦後初のことであるという。

死んで詫(わ)びるほどの悪なのか、死ななければ晴らせない屈辱なのか、今もってわからない。そもそもは無料である筈(はず)の議員宿舎の経費に、多額の水道料とかを計上、それがナントカ還元水とかいうもので、笑えるものであったのが、突然悲劇への急転回である。喜劇が悲劇に暗転する時は、よほどのことが展開するのが演劇の常識であるが、林道談合とやらも囁(ささや)かれ始めた。それでも死ぬのであろうか。

自殺した大臣の遺書が一部公開されたが、そのある種の格調高い文章と、国会答弁等で感じられる一種の軽薄さの間に違和感を覚えてならない。オウム返しの連続であったからだ。もっとも、このオウム返しという言葉、今の学生たちが答えるような「相手より大きい声でやり返す」の意味では決してない。同じことをくり返すという意である。

国会が不謹慎と思えるくらいはしゃいでいる。同僚が死のうが閣僚が自殺しようが、お国のためが最優先という興奮が野党から伝わってくる。

そりゃあ、国民、厚生年金の受給洩(も)れに関しての特例法案作りという大問題が目の前にあるのだから、ワッセワッセやって貰(もら)わなければ困るが、一体誰のためのワッセワッセかさっぱりわからない。

誰のためでもなく、目立つところでミコシを担ぎ、どうです、やっていたでしょうという証明にするためとしか思えない。

賛成もいささかマユツバだが、反対には、マユにつけるツバさえ感じられない気がするのだ。

大体マスコミもよくないところがある。何かというと、与野党の対立軸の設定を要求するが、何が何でも対立しなければならないものではなく、事によっては、知恵を出し合うということも必要である。一時休戦しての建設もなくてはならないであろう。

それにしても、今の野党の幹部たちの五十年以上変わらぬ教条的コメント、「反対」「如何(いかが)なものか」「対決姿勢」等はどうにかならないものか。

国民は動いている。野党はフリーズしている。柔軟な外国に勝てませんぞ。


阿久 悠(あく ゆう、1937年2月7日 - 2007年8月1日)は、兵庫県津名郡鮎原村(現在の洲本市五色町鮎原)生まれの作詞家、作家。本名、深田 公之(ひろゆき)。享年70歳。

*阿久悠さんについては当ブログで「『五番街のマリー』誕生秘話」(2006年1月14日)の記事を書いています。阿久さん、いい歌をありがとう。

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