「a song for you」の可能性を求めて

大切な誰かのために、自分の思いを音楽にしてプレゼント

アンジェラ・アキ

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<Angela Aki – Tegami>
http://jp.youtube.com/watch?v=8jFd8oa-1ms&feature=related

今日初めて、アンジェラ・アキさんの新曲「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」をFMで聴きました。聞けば、5月にNHKでこの曲のドキュメントがあったとか。そのときの模様がこのYOUTUBE。聞き入る女子中学生が涙しているシーンが印象的です。そんな彼女たちに、アンジェラさんが「笑顔を見せて、今を生きていこう」と語りかけるように歌っています。

この曲は、NHK「みんなのうた」で8・9月度使用曲で、第75回NHK全国学校音楽コンクール 中学校の部課題曲で、彼女が10代の時に実際に書いた“未来の自分への手紙”からインスパイアされた楽曲だそうですね。「あなたは、『未来の自分』に手紙を書いたことがありますか?自分を信じて生きていくためのメッセージ・ソング」とキャプションがついています。

「琴線に触れる」という言葉があります。言うまでもなく「琴線」とは、琴の糸のことですが、主に、<心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情を琴の糸にたとえていった語。「心の―に触れる言葉」>として使われますね。映画を観て涙腺が緩むことは少なくありませんが、歌だけを聞いて涙することは生涯でもそんなに多くはないと思いますがいかかでしょうか?

少なくとも私には、これまでに二度しかありません。一度目は高校生の頃ですから、もう30年以上も前になりますが、ふられて落ち込んでいた私を気遣い友人がくれたアリスのレコード「遠くで汽笛を聞きながら」でした。そして二度目は、昨年親友が亡くなったときの葬儀で友人が歌った、「千の風になって」を聴いたときでした。

「心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情」は、繊細だからこそ傷つきやすい。だからそれは、心の奥深く守られている。そんな感情を呼び起こす一曲の歌の力は計り知れませんね。このアンジェラ・アキさんの「手紙」にはそんなパワーが秘められているんですね。

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昨日、アンジェラ・アキさんの熊本でのコンサートに行ってきました。座席はなんと、1階1列33番。ステージのバックには左手にギター、右手にベース、中央奥にドラムセットがアレンジされ、中央フロントに、二台のピアノが置かれていました。私の正面の3m先には、これから演奏されることを待つグランドピアノが鎮座していました。

思えばこのブログで最初に彼女のことを取り上げたのは2006年の1月30日でした。以来6/16、6/21、2007年3/7、10/23と四度にわたって記事にしてきました。一人のミュージシャンのことについてこのブログで取り上げたのは、ビートルズを除いてアンジェラ・アキさんしかいません。あれから二年、私は昨日その彼女のステージの正面に座ったのです。

開演は19:15。バンドのメンバーに少し遅れて主役が登場すると会場は一気に総立ちとなり、そのまま彼女の世界に誘われていきました。最初にアンジェラ・アキさんが座ったのはステージ左手のコンパクト・グランドピアノでした。その距離7m。私の座席からは座っていれば彼女の顔が半分くらいしか見えない位置でしたが、総立ちになった聴衆と一緒に立った私には充分視界に捉えられる距離。

スタンディングで彼女の世界に浸りながらも、初老に達しようとする私の胸中で次第に「ん?今日はこの状態でずっと聞くのか?」という不安が過ぎります。でもそれは杞憂でした。彼女は数曲を演奏すると、私たちを座らせてくれました。そして、彼女の軽快なトークが始まり、ついに私の正面のグランドピアノの前に座りました。その距離3m。

「アンジェラ・アキ」の真骨頂であるピアノ一本で歌い上げる弾き語りのバラードが始まりました。それは、まるでデジャブでした。私はかつて彼女のCDを聞きながらぼんやりと、自分一人の目の前で彼女の弾き語りを聴けたら最高だろうなぁと思ったことがありました。その空想が、その瞬間、自分が想像した以上の至近距離で現実に起きていたのでした。その距離3m。

このコンサートには、私は実は最初から行くことを諦めていました。今まさに旬のミュージシャンのコンサートですから、チケット入手は困難だろうと思っていたからです。ところが昨年末に前職時代の同僚から思わぬプレゼントが舞い込んだのです。同僚の名は「亜紀ちゃん」でした。しかもいただいたチケットがこの席でした。その距離3m。

彼女のバラードに浸りながら、そのわずか3mの至近距離で聴きながら、その一挙手一投足が視界に入るこの距離が、思いのほか近寄りがたい、越えてはいけない3mであることにふと気づきました。まるでたった一人で聴いているかのような幻想に入りながら、実は私の背後には1600名の聴衆がいることを感じた瞬間、その3mがこの世で最も遠い神聖な距離のように感じたのです。

ステージは佳境に入り、アンジェラ・アキさんがピアノを離れステージ狭しとばかりに走り回り、聴衆に向かって唄いかけます。そして彼女が私の正面立ったとき、その距離は再接近のわずか2m。ここまで近いと思わず硬直して彼女の姿を見据えることが不可能となりました。人は予想以上の現実に置かれると、萎縮してしまうのですね。

コンサートが引け、興奮冷めやらぬ思いで会場を後にするとき、携帯を確認すると着信と留守電が入っていました。クオーターの一人娘を持つ沖縄の友人からでした。ほぼ一年ぶりに連絡をよこしてきたその友人に折り返し電話を入れました。いきなり「何してんの?」という彼女に、私はこう応えていました。「君の娘さんのコンサートに行ってきたところだよ」と。彼女の娘さんは「アンジェラ」と名づけられていました。

「どんなときも挫けずに頑張って欲しい」。そこには必ず「HOME」があり、「TODAY」が待っている。それがアンジェラ・アキさんのメッセージ。私にとってはこれまでの人生で最も苦しかった一年が終わり、心機一転を掲げる新年に、このようなプレゼントをしてくれた「亜紀ちゃん」に心から感謝します。ありがとうございました。

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先日、彼女の二枚目のアルバム「TODAY」を聴きました。ヘッドフォンをつけ机で作業をしながら、片手間に聴いていたのですが、タイトル曲を聴いていたとき不覚にも涙してしまいました。「?」とふとキーボードを打つ手を休め、いくら歳だからといってこんなにも涙腺が緩んでしまったのか、と考え込んでしまいました。よくわかりませんが、何かに包まれたような感覚になったんだと思います。

音楽情報サイト「hotexpress」のインタビューでこのアルバムに関して次ぎのように語っています。

「この『TODAY』っていうアルバムに込めた想いっていうのは、ただ毎日真っ直ぐ生きようねとか、今日を大事にしようねとか、単純なポジティブメッセージとかではなくて、なんか、浄化できないこともあるし、消化しきれないこともあるし、解決できないこともあるし、一生答えが出ないことだってある。でもそれすらも“TODAY”受け入れるっていう」

「で、今までの自分はその受け入れるっていうことが出来てなかったんだと思う。だけど、解決しようとか、折り合いを付けようとか、とにかく向き合っていこうっていうことをしながら「解決できないこともある」っていうことに気付いたんです。それに最初は虚しくなったけれども、それを受け入れることで初めて前進できるのかなって」

「だから私のすべての曲は、“ポジティブ”という枠に括ろうと思えば括れるかもしれないけど、本当はネガティブ大前提のポジティブみたいな。要は「複雑なんだよね」っていうことが言いたいっていうか。だから“TODAY”=“理想”ではなくて、“TODAY”=“リアリティ”にしたかったんですよ。すごく長い答えになっちゃいましたけど(笑)」(http://www.hotexpress.co.jp/interview/angela_070919/)

「ディーヴァ」とは、厳密にはオペラのプリマドンナを指し、「歌姫」と訳されますが、私にはアンジェラ・アキを一言で語るとすれば、この表現が今はぴったりします。しかし、言葉というのは安易に使ってはいけないもので、本来の意味を知って使うのか、知らずに使うかによってその表現が陳腐になってしまいます。という訳で、「ディーヴァ」の正しい意味について以下の文章を引用しておきます。

「クラシックから生まれた言葉が,普通の生活の中で転用して使われることはしばしばある.この言葉もそうだ.セリーヌ・ディオンなどもディーヴァと呼ばれたりする.確かに歌は旨いかもしれないが,この称号は,20世紀においては,ただ一人の歌手を示すと言っても過言ではない」.

「ディーヴァとは言葉の文字通りの意味は『歌姫』である.しかし,この言葉が象徴するただ一人の歌手はマリア・カラスその人である.もちろん他にも上手な歌手はいる.例えばエディタ・グルベローヴァなどは,恐らく最高のソプラノ(コロラトゥーラ)の一人で,あの魔笛の「夜の女王」は圧巻である.カラスのどちらかと言えば堅い声質とは違い,コロラトゥーラ独特のコロコロと鈴を転がすような高音においても,艶と張りのある声で,技術的にはむしろ上かもしれない」.

「しかし,グルベローヴァは「ディーヴァ」とは呼ばれない.ディーヴァの称号はにはいくつかの条件があると言えよう.それはドラマティック・ソプラノであると言うこと.イタリア・オペラを歌うこと.ドラマティック・ソプラノ(ドラマティコ)というのは,声域などで呼ばれるのではなく,舞台映えのする美貌の持ち主で,且つ演技派であるという事らしい.その点では,まさにカラスはそれに相応しかった」.(http://www.silentsea.com/mt/mt-tb.cgi/69

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11日に発売された「たしかに」が不調だという記事を読みました。ファンの一人である私としては聞き捨てならぬニュースです。オリコンの「The Natsu Style」では次のように伝えています。

<アンジェラ・アキ、2ヶ月で売上激減?今作は初動1万枚割れペース>

「アンジェラ・アキの不調は今作に始まったわけではない。前々作まで持ち出せば、『サクラ色』は初動3.0万枚であり、『孤独のカケラ』」ではそれよりも1.3万枚落としている。(注:2種類リリースだったものが1種類リリースになった影響も少しはある。)」

「今回はさらにそこから1万枚近く初動を落としてしまうことになり、この2ヶ月でというよりは、この4ヶ月で初動が3分の1以下に落ち込む可能性があるという異常事態というわけだ。果たしてアンジェラ・アキはこの下落傾向の推移に歯止めをかけられるのだろうか。明日以降の推移はとくに注視して見守らなくてはならない」。

「初動」とは聞きなれぬことがですが、発売1週目にどれだけ売れたかという数値だそうです。なんだ、それだけのことかと少し胸を撫で下ろした次第です。音楽業界ではこのランキングを重要視して水曜日のリリースにしたり、タイアップなどをして箔付けに努力していますね。「いいものをじっくり聞く」という時代ではないとは知りつつ、自ら自分たちの首をしめているような気がしますよ。

今年に入り「さくら色」から二ヶ月毎のシングル・リリースは「売れる」ミュージシャンとしては業界では常識なのかもしれませんが、酷ですね。そんな中にあって、自身が監修したピアノ用楽譜を多く出版し、楽譜製作から1曲1曲の解説に至るまでのものを製作するというファンサービスに徹する彼女は偉い。

少しでも多くの方々に「たしかに」を聞いてもらうために、この曲に込めた思いをアンジェラ・アキさんのブログ(「Angela Aki.Blog」http://blog.excite.co.jp/angelaaki/)から引用します。

「この曲は、今年の頭にレコード会社の『ピアノ部屋』をかりて作曲をしていた時に出来た曲です。私はピアノを弾きながらルールもなく自由に言葉を無意識から意識におろしてくる時、かなりの頻度で恋愛をテーマにした曲ができます。(自分の中でまだまだ解決できてない出来事が多くて...)でも、この夜は言葉の動きのを待つのではなく自分で言葉を決めた場所に誘導していきました」。

「ピアノを弾きながら、その日、仲の良い友達と話した会話を思い出していました。彼女は勤めている会社を辞めようか、辞めまいか迷っていました。彼女とは何年も友達だからこそ言えますが、仕事環境が本当にヒドいんです!上司は悪魔で(これは大げさではないです)、7年間も働いているのに、彼女を一度もほめた事がないのです。仕事を始めた頃なんか彼女を殴ったり蹴ったりしていました」。

「『そんな上司なんか訴えればいいじゃん!』って最初は言っていましたが、物事は見た目よりかなり複雑なんですよね。そう簡単な事ではないからこそ彼女は困っているのです。それでも一番彼女が辛いと思っているのは、こんな環境にもかかわらず、この仕事が彼女の本当の『パッション(情熱)』だと感じているからです。彼女はとても輝いているんです。仕事する時、仕事の話をする時、仕事のために考え事をする時。もはや仕事じゃないって言うか・・・素敵なんですよ」。

「そんな彼女と話をしてから、自分のOL時代を思い出しながらピアノを弾いていました。私はよく『日々は戦いだ!』みたいな事を言いますけど、本当にそう思っています。無職でも、学生でも、バイトでも、会社員でも、母親(妻)でも、父親(夫)でも、子供でも、毎日が戦いですよ。穏やかでスムースにいっている日でも、ちょっとした事でバランスが崩れて自分を見失い落ち込んでしまう。こんな事ってありますよね?さすがに私はOLやっている時に体罰を受けた事はありませんが、社内でちょっとしたいやがらせにあう度に、必要以上にエネルギーを使いストレスが増えました。なんで人間ってこんなに意地悪なの?と思う事もあって会社に行くのもいやで、朝になると『休みたいなー』って思いながら支度する日が多かったです」。

「あー、短く書こうって思っていたのにこんなに長くなってしまいましたー。すみません!でもこの歌で表現したかった事をより分かってもらえると思って書きました。で、最後に!(ホンマかー?)この曲は今までの私のシングルと違ってアップテンポでRockな曲です!レコード会社でピアノを弾いていた夜、こんな事を考えながら無性にピアノを叩きたくなりました(壊さない程度に!)。23時過ぎに少し痛い指先から生まれた曲が『たしかに』です。この曲を聴いて日々の戦いの中でみなさんが少しでも『たしかに愛はある』と思える瞬間がありますように...愛を込めて、アンジーより」


私は9/19に発売されるというアルバム「TODAY」を楽しみにしています。

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2006年12月26日に行われた武道館ライブの模様を収録した番組を観ました。彼女の「サクラ色」サクラは日本から贈られたワシントンDCのポトマック川のサクラなのだそうですね。私も「サクラ」という曲を十年前に作っています。私は鹿児島の桜島にかけてこの曲を作りました。それにしても、アンジェラ・アキさんのこの曲はいいです。思わず涙が出てきました。

この曲には彼女のアメリカでの7年間のなかなかうまくいかない日々の思いが歌われているそうです。きっとそのときの辛さ、苦さを乗り越え、夢を諦めなかった彼女の力強さとやさしさが私のようなおじさんにも伝わってくるのだと思います。

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